楽天は5月13日、2020年度第1四半期の決算発表をオンライン上で行い、同社が今年4月よりスタートした「Rakuten UN-LIMIT」の申込状況や通信基地局建設の目標についても発表しました。
オンライン経由での申込みが堅調
楽天モバイルは、自社回線を用いた携帯キャリアサービス「Rakuten UN-LIMIT」を4月8日よりスタート、先着300万人には同サービスを1年間無料で利用できるキャンペーンを実施しています。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全国の楽天モバイルショップは4月6日より臨時休業となっていましたが、「Rakuten UN-LIMIT」の申込みは堅調で、オンライン経由による申込みが96.5%にも上っているそうです。
また、1年間無料キャンペーンを実施しているため、1日あたりのデータ通信量も日々増加しており、他社と比べたデータ通信量は約3倍、楽天Linkアプリ経由の通話はVoLTEと比べて2倍に上っています。
基地局数は当初の計画を上回るスピードで建設
「Rakuten UN-LIMIT」の通信基地局数は、2020年3月末時点で電波発射済みの基地局数が4,738、契約締結済みの基地局数が4,555で、当初計画していた3,432を上回るペースとなっています。
楽天モバイルは今後通信基地局の建設を加速し、2021年3月までに自社基地局だけで人口カバー率70%を目標にしているとのことです。
今後さらなる施策を打ち、契約者数を増やしていく
楽天モバイルは先着300万名を対象に「Rakuten UN-LIMIT」のサービス料金が1年間無料になるキャンペーンを実施していますが、現時点ではまだ300万人に達していません。
その理由として、プロモーション活動を積極的に実施しておらず、楽天モバイルの新サービスや無料キャンペーンが大きく認知されていないことを挙げています。
楽天モバイルは、1日の申込数が急激に増えても受け入れられる体制を整えた上で、今後さらなる施策を行い、契約者数を増やしていくと伝えています。
Source:楽天 via マイナビニュース,ITmedia Mobile
Photo:楽天モバイル
(kotobaya)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania