さまざまな「復刻モデル」が注目を集めるニューバランスから、また新たなスニーカーが登場します。厳密にいえば、“復刻” ではありませんが、ニューバランスの歴史に名を刻んだ1970年代の3モデル「320」「355」「Super Comp」からインスパイアされて誕生したという新作「327」（1万4300円〜）。
レトロな雰囲気でありながら、各モデルの象徴的なデザインやディテールを取り入れ、快適な履き心地を追求したスニーカーです。
元となった3モデルは、いずれも名作ばかり。
ニューバランスを象徴する「Nロゴ」デザインを最初に確立した「320」は、1976年にプロアスリート向けのランニングシューズとして登場したモデルです。安定したヒールカップと前足部のクッション性に加え、ウイズ（足囲）サイジングが採用されたことでトップランナーに愛用され、一躍注目を集めた名作スニーカーです。
1977年に登場した「355」は、トレイルランニングモデルの元祖ともいえるオフロードモデル。耐摩耗性、グリップ性に優れた無骨なアウトソールを踵まで巻き上げた独特のデザインが特徴的でした。
そして1977年に、初のロードレース用シューズとして開発されたのが「Super Comp」です。独特なソール構造に加え、ビビッドなカラーが印象的なニューバランスを代表するモデルとなりました。
そして新作「327」は、それぞれのモデルの象徴的なデザイン、ディテールを取り入れ、その要素をアレンジし現代風にアップデートしたスニーカーです。
爪先や踵部のアウトソールを巻き上げた無骨なデザインに、レトロ感あふれるオーバーサイズの “Nロゴ” を用いるなど、シューズ全体が現代的な新しいシルエットに。外側と内側で異なるアシンメトリーなカラーリングにも注目です。
「327」のラインナップは全3種類（Unisex2種、Women’s1種）。Unisexタイプ「MS327」（1万4300円）は、カラーはMARINE BLUEとGRAY。サイズはD/23.0-28.0、29.0cmが用意されています。Women’sタイプ「WS327」（1万1990円）は、カラーはBLACK、サイズは23.0-25.0cmです。
1970年代に構築されたランニングシューズの礎を現代によみがえらせたニューモデル「327」。履き心地とファッション性を追求したスニーカーで足元に個性を演出してみてはいかがでしょうか。
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文／&GP
- Original:https://www.goodspress.jp/news/296961/
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