2020年6月22日にオンラインで開催されるWWDC 2020では開発者向けに、ARMプロセッサのサポートや、Face ID搭載Macに関する最新情報が提供される可能性があると、米国のテック系メディアDigital Trendsが伝えています。
ミー文字とMacBookの画像が意味するもの
WWDC 2020に関するプレスリリースには、ミー文字とMacBookが描かれていますが、これは(ミー文字を使えるようにするための)Face IDを搭載したMacBookに関して何らかのアナウンスが行われるのを示唆していると、Digital Trendsは考えているようです。
同メディアはそう考える理由として、ミー文字を使うにはFace ID対応デバイスに搭載されるTrueDepthカメラが必要であることを記しています。
Face ID搭載Macに関する特許情報
Face IDを搭載したMacに関する特許は既に、2019年8月6日付で米国特許商標庁(USPTO)により認可されており、ミー文字の活用だけではなく、セキュリティ向上という点でも製品化が注目されています。
Digital Trendsは、「Face IDを搭載したMacの登場をWWDC 2020でアナウンスすれば、開発者は実製品登場までにソフトウェアの先行開発が出来る」と、そのメリットを伝えています。
Face IDを搭載したMacBookに関してNorth’s Globe TC(@thenorthsglobe)氏は、MacBook Proの筐体を刷新するタイミングで登場するのではないかと投稿していました。
ARMプロセッサのサポートに関する予想
WWDC 2020では、Face ID対応Macに関する最新情報だけではなく、ARMプロセッサのサポートに関するアナウンスも行われるだろうと、Digital Trendsは予想しています。
ARMプロセッサのサポートについてジョン・プロッサー氏も、2020年4月に行った情報交換で、「WWDC 2020で何らかのアナウンスがされる可能性が高い」と伝えていました。
Source:Digital Trends
Photo:Patently Apple, Apple
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania