Artifitは、スマホカメラから人の動きを追跡し、コンピュータビジョンによる分析を使って、筋トレのフォームを改善するためのアドバイスを提供する。
筋トレのフォームを認識し改善方法を指導
Artifitはユーザーのレベルや目標に応じ、スクワット等の自宅でできる運動メニューを提供する。ユーザーはスマホアプリの映像に従い運動を行い、音声でのガイドが受けられる。
同アプリの特徴はスマホカメラから、ユーザーの動きを自動で認識し、フォームの誤りを指摘したり、運動の回数を数えたりする点だ。
リアルタイムでフィードバックが得られるので、運動に対するモチベーションの維持・向上につながる。
コンピュータビジョンの技術を用い、人間の20か所の関節が認識される。スマホの画面ではAR(拡張現実)の要領で、運動しているユーザーの様子と、認識されたフォームが重ね合わせて表示される仕組みになっている。
サブスクリプション型のビジネスモデル
新型コロナの影響で自粛が続く間も、健康を維持するためには運動が欠かせない。しかし、トレーニングに慣れていない人は、一人で運動を続けるのが難しい。そこで、Artifitはパーソナルトレーナーの役割を果たしてくれる。
Artifitはサブスクリプション型のサービスになっており、期間限定で1.99ドルのプランが提供されている。
同アプリは2019年5月に創業されたAI Personal Trainer社によって開発。今後は腕立て伏せ等の筋力トレーニングメニューが追加される見込みだ。
様々な運動が網羅されるようになるごとにユーザーの選択肢が増えていくので、さらなる使い勝手の向上が期待される。
- Original:https://techable.jp/archives/123866
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:佐藤隆之