動画投稿サイト「ニコニコ動画」の運営で知られるネット企業ドワンゴは、新型コロナウイルスのパンデミックを契機に約1,000人の従業員を全員基本在宅勤務としていますが、この方針をウイルス収束後も続けていく意向を明らかにしました。
今のところ業務への影響は特になし
ドワンゴでは、今年2月17日から「経理書類の処理」などの出社がどうしても必要になる場合を除いて、すべての従業員が自宅からリモートワークを行っている、と日本経済新聞が伝えています。今のところ、業務への影響は特に出ていないとのことです。
同社は東京・銀座にオフィスを構えていますが、7月以降も基本業務が在宅で行われることが決定したため、今後空間設計のあり方が変わっていくとの見方です。また、在宅勤務に切り替わった場合、通信費等の手当が支払われる可能性もあるそうです。
Appleは従業員のオフィス復帰を計画
同じくネット企業のTwitterも、今後”永遠に”在宅勤務でも良いとの意向を示していますが、ハードウェア企業であるAppleは、新製品の開発に実地でのテストが欠かせず、直接面と向かってのミーティングでアイデアを議論する企業文化があることもあり、段階的に従業員をオフィスに戻していくことを計画している、と先日報じられました。
自宅でのリモートワークは、小さな子どもを抱える親にとって負担となっている場合があるため、Appleはオフィス復帰する第一波のスタッフの条件を、「オフィス作業が不可欠な業務に就く者」もしくは「在宅での勤務が困難な者」としています。
Source:日本経済新聞
Photo:Kadokawa Dwango Corporation/Wikimedia Commons
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania