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卓上串揚げとジャパニーズビールで初夏を満喫する5ステップ【宅飲み家電 #12】

汗ばむ陽気も増えてきたこの頃。初夏気分を存分に味わう宅飲み酒といえばビールです。そしてビールに合うおつまみ、それは「串揚げ」!

家で串揚げするメリットは、好物ばかり食べられること。食材をあれこれ買って、一口サイズに切ったらどんどん竹串に刺していきます。

火が通りやすい、あるいはすでに火が通っている食材を選ぶと、揚げ時間が短くてイイ! カットもピンチョス感覚で小さめにするのがおすすめです。

■ステップ1「好きなネタに串を刺す」

・牛ステーキ肉×カマンベールチーズ
・豚バラ肉×ミニトマト
・ボイルエビ×アボカド
・スパム×ナス
・谷中生姜(串に刺さない)

以上の5種を用意しました。刺しにくい食材は、ゆっくり竹串を回すように刺すと上手にできます。

■ステップ2「バッター液を作る」

衣部分の準備に移ります。まずは串揚げに欠かせない「バッター液」を作ります。普通フライの場合、小麦粉・卵・パン粉…と3段階つけますが、このバッター液は小麦粉&卵のハイブリッド。

1ステップ減るだけと思いきや、体感的カンタンさが飛躍的にアップします。手も汚れないし最高。

卵1つと水100ccをよく混ぜ、そこに小麦粉80ccくらいを投入しさらに混ぜました。

■ステップ3「パン粉を挽く」

パン粉は「生」ではないドライなものを。大阪串カツのような極薄ザクザクの衣にしたいので、今回は細かく挽いて使います。

筆者は愛機の「イワタニ ミルサー」を使いましたが、フードプロセッサー、すり鉢、ビニール袋に入れて揉んだり叩いたりなど、お好みの方法で。細かいパン粉が完成したら、平らなバットやお皿に盛っておきます。

粉たっぷりのほうが食材にまとわせやすいので、多めに挽いておくのがおすすめです。

■ステップ4「ビールをスタンバイする」

串揚げに合わせるのは、スタンダードジャパニーズビール盛り合わせ!

近所のスーパーで買える定番品をほぼ全部買いました。いつもお世話になっている皆様を贅沢に飲み比べます。これも宅飲みだからこそできる楽しみ。

ライトに飲める、しかしバランスの良い旨味や渋みがしっかりお料理を受け止める定番ジャパニーズビールたち。クラフトなビールも好きですが、ガシガシ食べてグビグビ飲みたい日には定番は強い味方。なにより、舌に馴染んだ味なのでいっぱいいっぱい飲める!

キンキンが好きなので、お気に入りのグラスは昨晩から冷やしてあります。

■ステップ5「電気フライヤーで串揚げ実行!」

いよいよ串揚げパーティー! 使用するのは象印マホービンの「電気フライヤー/EFK-A10」(実勢価格:6300円前後)、その名も「あげあげ」です。

しかし「あげあげ」って…、なんて素敵でパリピなネーミングでしょうか。筆者(30代中盤)の脳内にはユーロビートが吹き荒れ、色黒の男女が舞い踊ります(パラパラを)。…そういえば当時はパリピなんて言葉はなかった。そしてウェイではなくアゲアゲだった。

大幅に脱線しましたが、「あげあげ」はコンパクトで軽くて取り回しが良く、とてもナイスなフライヤーです。

・油入れる
・コード挿す
・温度指定する
・パイロットランプが消えたらアゲアゲ!

操作はほぼこれだけ。シンプルな単機能家電って大好きです。

串、バッター液、パン粉、ビール、すべての準備が整ったら、「あげあげ」にサラダ油を注ぎ、180度に温めます。油の量は本体に1000mlの目盛りがついているので、そこまで。

フライヤーを使う時は、油の量を守る、本体を掃除する、傾けない、油が温かい間はフタ厳禁など、安全面にしっかり注意を払うことが大切です。

串にバッター液→パン粉の順につけ、あげあげ。

トング(熱を通さないタイプ)や油切りバット(キッチンペーパーを敷いた皿でもOK)を1人1つ用意しておくと便利です。

フライヤーの中できつね色に染まってゆく串を見ているのは至福の時間…。揚げたそばから頬張れば恍惚に包まれます。

■お味のほどは…

手前味噌ですが、味は最高。電気フライヤーが指定の温度をずっと維持してくれるので、仕上がりにムラがありません。常にサクサクです。

深さがあるので油ハネが少なく、揚げ物特有のストレスも軽減してくれます。ビールと串揚げの相性はもちろん抜群でした。

重厚な旨味がほとばしる牛チーズに、いぶし銀のキリン クラシックラガー。宅飲みなら2度漬けもOKです。

茄子スパムには、沖縄への憧憬を込めてオリオン ドラフト。個人的にオリオンは柑橘を絞っても美味しい。本当はシークワーサーが欲しいけど、都内ではなかなか売ってないのでライムを添えました。

エビアボカドには、爽やかで香りの良いハートランドを。絵面がおしゃれ。

そんな感じで、ビールと串の相性を追求してみるのも楽しいかもしれません。

最後に、食べ終わった竹串は2〜3つくらいに折ってから厚手の紙に包むなどして、収集員の方に怪我をさせないように捨てましょう。竹串を捨てるまでが串揚げ!

>> 象印マホービン「電気フライヤー/EFK-A10」

 

取材・文/くぼきひろこ

くぼきひろこ|美食・カルチャー・ライフスタイル・クルマ・ゴルフ・巷の美女etc……対象は様々に、雑誌・ウェブサイト等の各種媒体にて活動中のフリーライター。「人の仕事のすべて。そして、その仕事から生み出されるすべてのモノゴトが面白い!」と津々浦々の興味津々で取材・執筆を行う。

 

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