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寝てても料理が勝手にできる怠け者の強い味方!?「電気圧力鍋」はデザイン性でもセレクトできるか

電気調理鍋の増殖が止まらない。ほったらかし家電として近年話題だが、料理が美味しくできるだけでなく、インテリア性にも優れたものまでたくさん出てきた。下ごしらえだけして放り込んだら、あとは勝手に美味しい料理ができる怠け者にも嬉しい味方。あなたはどれを選びますか?

長時間かかる塊肉も
数分の圧力でやらかく調理

冷蔵庫や炊飯器、 電子レンジに次いで、一躍、令和のレギュラー調理家電の座をつかんだのが、コンロを使うことなく様々な料理をほったらかしで調理ができる「電気鍋」だ。 食材と調味料を鍋の中に入れてメニューボタンを押すだけで自動調理ができる。

そんな電気鍋の中で主流なのが「電気圧力鍋」だ。圧力調理では鍋の中を密閉して気圧を上げることにより、沸点を100℃より高くして加熱できる。温度が高ければそれだけ早く食材に熱が入り、柔らかくなったり、味を染み込ませたりできるというわけだ。 通常なら長時間かかる塊肉なども、 数分の圧力でやらかく調理できる。

さらに最新の電気圧力鍋には、密閉性を活かして食材に含まれた水分だけで加熱する無水調理機能や、100℃以下の温度で ゆっくりと同じするスロー調理(温度調理) 機能に対応するモデルも多い。

電気圧力鍋を選ぶときは、これらの付加機能や内蔵する自動メニュー数やレシピブックの掲載メニュー数、そして調理できる量をチェックするのがおすすめ。また、本体サイズやデザインなども決め手のひとつになる要素だ。毎日の料理を手軽にちょっと楽するためにも電気圧力鍋を導入したい。

上質なデザインで食卓を彩る新作モデル

A-Stage
Re・De Pot PCH-20
実勢価格:1万4800円

低価格ながら高級感のあるデザインが魅力の電気圧力鍋の新作。使い勝手は非常にシンプルで機能も限定的なので、初めて圧力鍋を使うユーザーに向く。コンパクトながら最大4合の炊飯も可能。公式レシピは今後季節ごとに公式ウェブサイトで追加していくとのこと。カラーバリエーションは、ブラックとレッド、ネイビーを用意する。

容量(調理容量):2.0(1.2)L
機能:圧力、スロー、温め
レシピブック:12
非常にコンパクトなので使い勝手がよく、キッチンのスペースもあまり取らない。 上質なデザインが魅力のひとつだ。
圧力をかけて炊くから、かたまり肉の入った炊き込みご飯なども美味しくできる。

 

毎日楽しめる100レシピが手軽に作れる

パナソニック
電気圧力なべ SR-MP300
実勢価格:3万円

無水調理にも対応したコンパクトな電気圧力鍋。標準搭載している7つの自動メニューに加えて100メニューが用意されており、手軽に作ることができる。豚の角煮などの一般的な圧力鍋メニューに加えてヘルシースープコースなども用意。煮込み機能を使って蒸し料理にも対応。低温調理機能では70℃と85℃を用意している。

容量(調理容量):3.0(2.0)L
機能:圧力、煮込み、低温(2段階)、無水
レシピブック:80(Webサイト:20)
豚バラ肉の角煮など、圧力鍋の定番メニューが約60分と、短時間で柔らかく仕上げられる。

 

卓上鍋としても使えるマルチタイプ

アイリスオーヤマ
電気圧力鍋 2.2L KPC-MA2
実勢価格:1万7620円

圧力調理に加えて、無水調理や温度を指定した低温調理にも対応するモデル。卓上鍋としても使いやすいように背が低い設計になっており、煮込みメニューやなべモードではそのままダイニングテーブルに設置して利用できる。液晶ディスプレイに65の自動メニューを表示することができ、簡単に調理コースが選択できる。

容量(調理容量):2.2(1.4)L
機能:圧力、温度調理、無水、蒸し、鍋、低温・発酵、炊飯
レシピブック:65
卓上鍋として使えるのが他の製品にはない特徴。蓋を取った状態の高さが17cmで使いやすい。

 

大家族にも対応できる6Lの大型モデル

ティファール
クックフォーミー エクスプレス CY8521JP
実勢価格:3万7420円

最大6人分のカレーや一升のご飯を一度に作れる大容量モデル。210レシピが内蔵されており、手軽に調理できるのが特徴。焼き調理にも対応しており、食材に焼き色をつけた上で圧力、煮込み調理を行うことができる。本体前面の液晶画面に操作手順が表示されるため、その指示に従って食材を入れて調理する仕組み。

容量:6.0L
機能:圧力、通常調理、再加熱(70℃)、保温(63℃)
レシピブック: 210
生活情報誌とのコラボレーションによる、一週間メニューを搭載。毎日2レシピを季節ごとに4パターンが楽しめる。

 

低価格ながら多機能が魅力の通販モデル

ショップジャパン
クッキングプロ
実勢価格:1万6170円

1万円台ながら、無水やスロー調理にも対応する多機能モデル。市販の書籍のような別売のレシピブックには100種類のレシピを掲載しており、多彩なメニューが作れる。最大調理容量2.4Lと、本体サイズ比で容量が大きいのもポイントのひとつ。電気圧力鍋では少ない炒め行程に対応しているため、フライパンなどを使う必要がないのが便利だ。

容量(調理容量):3.2(2.4)L
機能:圧力、蒸し、スロー、煮込み、無水、炒め、温め直し、炊飯
レシピブック:100(別売)

 

メニューに応じて最大5段階の圧力が選べる

コイズミ
KSC-3501/R
実勢価格:1万1400円

圧力設定を最大約70kpaからの5段階で選択できる電気圧力鍋。無水調理やスロー調理には対応しないが、常圧での煮込み機能を搭載しており、最大19.5時間のタイマー機能や12時間の保温機能を搭載する。5つの自動メニューは専用キーを搭載しており、ワンタッチで設定可能。小型サイズながら、ご飯は最大3.5合まで炊ける。

容量(調理容量):2.5(1.6)L
機能:圧力(5段階)、煮込み、炊飯
レシピブック:51

 

秒単位のきめ細かな加圧時間設定が可能

シロカ
SP-D121
実勢価格:1万1580円

1秒~60秒までは1秒単位、1分~60分までは1分単位で、加圧時間が設定できるモデル。このため、葉物野菜などに10秒だけ圧力をかけるといった使い方ができる。調理容量1.3Lと非常にコンパクトなので、キッチンの限られたスペースにも設置しやすいのがポイント。容量の大きな4.0(2.6)Lサイズのラインナップもある。

容量(調理容量):2.0(1.3)L
機能:圧力、蒸し、無水、温め直し、炊飯
レシピブック:59

 

料理に合わせて一定圧力と可変圧力を使い分け

象印マホービン
自動圧力IHなべ 煮込み自慢 EL-MB30
実勢価格:2万7700円

食材に一定の圧力をかける圧力調理機能に加えて、圧力を変化させて食材にしっかりと味をしみこませられる可変圧力調理機能を搭載する人気モデル。最大12時間の予約調理にも対応。予約した時間にできあがるよう、加熱しながら維持するため、食材が傷むことがない。温度調理機能は10℃単位で40℃から100℃まで設定できる。

調理容量:1.5L
機能:一定圧力、可変圧力、無水、炊飯
レシピブック:150

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