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ニトリの1017円トートがDIY時の「ツールバッグ」にちょうど良かったんです

DIYをするときに使うノコギリやサンダー。これらを収納場所からいっぺんに運び出せるようなツールバッグが欲しいなと前から思っていました。

クラインツールズのようなクラシックなデザインのキャンバスツールバッグにも憧れてはいましたが、月イチですらも使わない可能性があるわけで、ちょっとコスパが…。何かないかと探していたところ、見つけたのがニトリの「マルチポケットトートバッグM」(1017円/税込)です。

・クラシカルなコットン素材
・外も中もポケットが多い
・マチが広い

これら欲しい条件を備えつつ、このお値段。まさに「お、ねだん以上。」なニトリらしいバッグです。

■男性でも持ちやすいデザイン

▲男性も使いやすい見た目とサイズ感。W48×H26×D17cm

2017年の発売から継続した人気を誇るニトリの「マルチポケットトートバッグ」。買い物バッグやマザーバッグに使えると、とくに女性から人気です。一時期はアイドルのコンサート用にカスタマイズして使われていると話題になりました。とはいえコットン素材は男性が持っても違和感なく、頑丈なのでDIYでも使いやすい。

▲縦長の外付けポケットが3つ

外付けポケットの充実がこのバッグ最大の魅力です。頻繁に使うものを外ポケットに入れておけば必要な時にさっと取り出せたり、あとで使いたいモノを一時的に置いておいたりと、けっこう重宝します。この外付けポケットを使えば、乱雑になりがちな作業スペースを散らかすことなく、道具を探す手間もなくなります。

▲反対側には大きめの外付けポケットが2つ

▲一時的な道具の置き場としても活躍

 

■内部の収納力もツールバッグとしてピッタリ

▲マチのサイズは約W30.5×H15.5cm(編集部調べ)

外ポケットだけでなく内ポケットの充実とマチの広さもこのバッグの魅力です。キリなどの長い道具がすっぽり入るため、使わない時の収納ケースとしても便利。底部分の布は柔かいのでちょっと不安でしたが、ゴム板を敷いてみると自立しやすくなりました。

▲片側はポケットが1つ。六角レンチなどの小さい道具入れにおすすめ

内部には計3個のポケットが付いています。ワイヤーやネジなどのパーツ類とサンダーなどの大きな道具を分けて収納できます。ガバッと開くため中を見やすいのも助かる。

▲もう片側には2つのポケットが。ワイヤーやネジなどパーツごとに分けて収納できます

 

■ディテールにも使いやすさがたくさん

収納力の高さだけではなく、ディテールの作り込みもイイ! 底面の作りや、留めやすいスナップボタンなど細かい部分に使い勝手の良さを感じます。

▲開かないようにスナップボタンで留められる。この仕様は留めやすく、この価格でこれだけの工夫が施されているのは驚き

▲底面は縁取るように四方が補強されているため、形がキープしやすくほつれにくい

▲開口部両側にループが付いているので、カラビナを付けてテープをぶら下げたりしておける。自分でストラップを用意すればショルダーバッグとしても使える

 

■コットンのざっくりした質感がイイ

▲太めの糸で織られた粗めのタフな生地。随所に補強がされており重いものを入れても安心感がある

やっぱり素材感は大事です。ホームセンターで売っているような高機能素材のツールバッグもイイですが、惹かれるのは昔ながらのコットン素材。もっと生地の頑丈さがあればツールバッグとしては理想的ですが、これだけの使い勝手と値段を考えれば十分すぎるタフさ。そもそも買い物バッグなのでお門違いな要望ですが…。

▲タフだけどたたみやすい程よい硬さ。使わない時の収納しやすさや携帯性も◎

 

*  *  *

価格が価格なので、とりあえずのツールバッグとして使ってみたのですが、このままでもイイかもって思うほどちょうどいいバッグでした。それにしても、ここまで作り込みで税込み1000円ちょっとはさすが。さまざまな使い方を想像させてくれるバッグです。

>> ニトリ

 

取材・文/宇田川雄一

宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、2008年アシスタントを経てフリーになる。モノ誌やWEB媒体を中心に広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングをしてきた経験を生かした執筆も行う。

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