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山種美術館が家で楽しむ日本画コンテンツを公開 会議用背景の無料配信も

臨時休館中の日本画専門美術館・山種美術館が自宅で楽しめるコンテンツ「おうちで日本画」の配信を開始した。

重要文化財の日本画を配信

同美術館は、横山大観や奥村土牛、速水御舟などの作品約1800点を収蔵する日本画専門の美術館。今回、オンライン会議の背景やパソコンのデスクトップに使える山種美術館所蔵の作品画像を無料配信。

重要文化財でもあり人気の高い速水御舟「名樹散椿」をはじめ、川端龍子「鳴門」、川合玉堂「山雨一過」、鈴木其一「四季花鳥図」の4点をダウロードすることができる。

塗り絵の配信や図録の販売も

さらに、同館所蔵の作品から、花が描かれた名品を集めた『山種コレクション 花の絵画 名品集 Flower』の中に掲載されている田能村直入「百花」の塗り絵も配信。同時に配信する原画の画像を参考にしたり、自由に色をつけたり、自分だけのオリジナル「百花」を作成することができる。

あわせて今回特別に、臨時休業中のオンラインショップに代わり、図録の通信販売を開始。書店では購入できないものなので、購入する良い機会かもしれない。臨時休館中に限り、購入代金が2,000円以上の場合、送料を同館が負担するとのこと。

また、特大サイズの田能村直入「百花」の塗り絵に、アートテラーとしてご活躍のとに~氏が挑戦し、24時間での完成を目指すユニークなイベントも用意。制作の過程は同館のinstagramで生配信される。

他にも、twitter、facebook、instagramにてお昼12時と夕方17時に作品を紹介中。日本画に親しみ、おうち時間を楽しく過ごせるコンテンツが充実している。

山種美術館

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