スイス・チューリヒで2015年に開発された「Bring!(ブリング)」は、買い物リストの作成やレシピとの統合など、多機能な買い物アプリだ。
2019年4月以降は、ネットスーパーとの連携機能も追加している。
ネットスーパーの注文にも対応した多機能な買い物アプリ
直観的な操作で、食料品や日用品の買い物リストを作成・共有したり、レシピをクリックして調理に必要な材料を自動でリスト化する機能などが備わっている。
2019年4月には、ドイツの大手食品スーパーEDEKA(エデカ)傘下のネットスーパー「Bringmeister」と提携し、「Bring!」の買い物リストと「Bringmeister」のショッピングカートとの連携機能を追加した。
ユーザーは、「Bring!」で作成した買い物リストを「Bringmeister」のショッピングカートにシームレスに移動させ、オンラインで注文できる仕組み。
ベルリンとミュンヘンを対象エリアとし、14時までに注文すると、当日に商品が配送される。
「新しい生活様式」をサポートするツールにも!?
新型コロナウイルスへの感染予防をふまえた「新しい生活様式」では、食料品や日用品といった生活必需品の買い物を短時間で効率的に済ませるよう、提唱されている。
「Bring!」のような多機能な買い物アプリは、「新しい生活様式」のもとでの買い物ツールとしても、改めてニーズが広がりそうだ。(文 松岡由希子)
- Original:https://techable.jp/archives/124786
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:Matsuoka