Appleに2017年まで20年以上にわたって勤務していたデザイナー、クリストファー・ストリンガー氏が、自身のスタートアップ企業Syngから、新たなスマートスピーカーを販売する、と英Financial Timesが伝えています。ストリンガー氏は、HomePodのデザインを手掛けたことでも知られています。
デバイスは今年の10月〜12月に登場か
AppleのスマートスピーカーHomePodをデザインしたストリンガー氏が、自身が立ち上げたSyngから、「Cell」と名付けられた新たなスマートスピーカーを2020年第4四半期(10月〜12月)に発売するとの報道です。
同製品には新しい音声ファイルフォーマットとコンピューテーショナルオーディオ技術が使用されており、「革新的なサウンド」を生み出すとされています。
販売価格は未発表
販売台数を見ている限り大成功を収めているとはいい難いAppleのHomePodですが、売上が伸び悩む原因として競合製品と比べて販売価格が高いことが挙げられています。
Appleはデザインはそのままで大きさが2分の1の廉価版HomePodの発売を計画しているとの噂があり、もし実現すればAmazonやGoogleに競合できるのではないかと期待されています。
ストリンガー氏のSyngのスマートスピーカーの販売価格はまだ発表されていませんが、HomePodに近いプレミアム価格になるのではないかと予想されています。
Source:The Financial Times via 9to5Mac
Photo:AnalogicaMusica/Wikimedia Commons
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-290661/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania