株式会社Luupが、短距離移動シェアサイクルサービス「LUUP(ループ)」の提供をスタートした。
まずは都内主要6エリアの一部において、小型電動アシスト自転車のシェアリングサービスが利用可能になる。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ「非3密型」の移動手段を提供するため、当初の予定より早期のサービス開始となった。
「LUUP」の概要
今回のサービスでは、快適さと安全性に重きをおいたモデル「LUUP Cycle Lite(ループサイクル・ライト)」が利用可能。同モデルのコンパクトな機体が、レンタル場所である「ポート」の省スペース化に貢献した。これによって高密度のポート設置が実現し、現時点で都内57カ所に存在するポートは、展開エリア内の既存シェアサイクル事業者と比較して最も高密度に設置されているという。
先に述べた通り合計57カ所にポートがあり、安全性確保のため機体を50台に制限しているが、台数は順次増やしていく予定とのこと。
なお、現在はiOS版アプリのみの提供となっており、将来的にはAndroid版もリリースされる見込み。
サービス開始の背景
今回の「LUUP」は数カ月後のサービス開始を予定していたが、前述のような状況を受けて「非3密型」の移動手段の提供が急務であると判断し、計画を前倒しした。
今後は、さまざまな人が自分に合った移動体験を選択できるような未来の実現を目指し、サービスの拡充を図っていくとのことだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/125638
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ