クリエイティブ集団のPARTYが、バーチャルパークシステム「VARP」を開発。仮想空間上のアバターを介して、世界中の人がエンタメを共体験できるシステムとなっている。
7月にはバーチャルライブの開催も予定されており、ニューノーマルなエンタメ体験を実現していく。
「VARP」の概要
アーティストやイベント主催者は、「VARP」を使ってオリジナルのバーチャルパークを作成。それをiOS・Android対応のアプリケーションとして配布することも可能とした。
ユーザーは前述のバーチャルパーク内を自由に動き回り、音楽ライブなどを世界中のユーザーと同時に楽しむことができる。
「VARP」におけるサウンドシステムでは、音源との距離や方向をリアルタイムで反映。そして、アーカイブ配信やリピート開催などの幅広い配信形態に対応するほか、アーティストの3Dモデリングやモーションキャプチャーにも対応可能となっている。
今後は、アプリ内課金による「物販機能」も搭載予定とのことだ。
7月にはバーチャルライブを開催
新型コロナウイルスの影響を受け、多くのイベントや公演がキャンセルされたエンタメ業界。今回は、PARTYが培った技術やノウハウを「VARP」において活用することで、リアルイベントの代替ではなく、新しいエンタメコンテンツとしてのバーチャルイベントを目指す。
7月には、アーティストとコラボレーションしたバーチャルライブの開催も予定。イベント詳細は6月に明らかにされる見込み。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/125913
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ