リサーチ会社のマイボイスコムは5月27日、携帯電話・スマートフォンとライフスタイルに関する調査の結果を公表しました。
本調査は2020年4月1日〜4月5日、「MyVoice」のアンケートモニター10,291名(うち男性5,768名、女性4,523名)を対象にインターネット上で実施されています。
携帯電話・スマートフォンの利用状況
現在、個人で利用している携帯電話・スマートフォンについて聞いたところ、スマートフォンの主利用者は79.2%、携帯電話の主利用者は16.3%でした。2018年4月に実施した調査と比べると、スマートフォンの主利用者は13.1%増加しています。
世代別では若年層ほどスマートフォンの利用率が高く、10代・20代では9割弱となっています。
契約形態については、スマートフォン利用者のうち55.7%が大手キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンクなど)と契約をしており、23.5%が大手キャリア以外の格安SIMと契約をしています。
主利用携帯電話・スマートフォン以外に利用しているもの
携帯電話・スマートフォンを利用している人に、主利用端末以外の端末を所有しているかを聞いたところ、23.2%の人は2台以上利用、77.8%の人は1台のみ利用、という結果になりました。
男女別では、2台以上利用しているのは男性の方が比率が高くなっています。
携帯電話・スマートフォンの利用時間
1日あたりの携帯電話・スマートフォンの利用時間を聞いたところ、携帯電話は5分以上15分未満、スマートフォンは1時間以上2時間未満が最多となりました。
1年前と比べて利用時間が増えた人は、スマートフォン利用者で約3割、携帯電話利用者で約6%、変わらない人はスマートフォン利用者では6割強、携帯電話利用者では7割強となっています。
携帯電話・スマートフォンですること
スマートフォン利用者がすることは、「メール」が7割弱、「LINEなどのチャット、ショートメッセージなどのやりとり」「通話(電話回線)」「写真を撮る」「Webサイトの検索」が5割〜6割、「ニュースサイト・アプリの利用」「時計」「アラーム、タイマー」が各40%台となっています。
携帯電話利用者がすることは、「通話(電話回線)」「メール」が7割~8割、「時計」「アラーム、タイマー」「写真を撮る」が2割前後です。
携帯電話・スマートフォンの利用に関する意識・行動
携帯電話・スマートフォンの利用について当てはまるものを聞いたところ、29.1%が「気がつくと長い時間スマートフォン・携帯電話を利用している」と回答、「スマートフォン・携帯電話のない生活は、退屈・不安に感じる」「常に持っていないと落ち着かない」と回答した人もそれぞれ10%台となっています。
一方、携帯電話利用者は「いずれも当てはまらない」が8割強でした。
性・年代別で見ると、特に女性の10代・20代は、「睡眠に影響が出ている」「他にやることがあっても、まずスマートフォン・携帯電話をチェックする」「スマートフォン・携帯電話のない生活は、退屈・不安に感じる」と感じている人が多い傾向にあるようです。
携帯電話・スマートフォンがないと困る度合い
普段の生活で「スマートフォンがないと困る」と回答したスマートフォン利用者は7割強、「携帯電話がないと困る」と回答した携帯電話利用者は5割となっています。
Source:マイボイスコム
Photo:photo AC-TicTac
(kotobaya)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-291114/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania