グルメコミュニティアプリ「SARAH(サラ)」を運営する株式会社SARAHが、飲食店向けの電子メニュー化サービス「Smart Menu(スマートメニュー)」のβ版をローンチした。
既存の紙メニューの電子化により、飲食店における新型コロナウイルス対策を支援する。
「Smart Menu」の概要
飲食店は、Webフォームもしくは電話にて「Smart Menu」事務局に問い合わせを行う。次に、既存の紙メニューと料理の画像データを送付することにより、事務局が電子メニューを作成。
続いて、電子メニューが閲覧可能なQRコードが発行され、データおよびステッカーという形で飲食店に届く。それを店舗内の各テーブルに貼る(設置する)ことで、飲食店側の準備は完了。
利用客は、前述のQRコードをスマートフォンなどで読み込む。その後、Web上で電子メニューを閲覧し、注文したいメニューを選ぶという仕組み。
正式版も今夏リリースへ
「Smart Menu」のβ版ローンチにあたっては、事前にテストを実施。今年3月から、都内飲食店を中心とした30店舗にて同サービスが導入されていた。
現在は、今夏中のリリースを目標として正式版の開発が進む。正式版では顧客データを飲食店が管理できるようになるほか、顧客の再来店を促進可能なマーケティング機能も実装予定とのことだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/126153
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ