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検温可能なウェアラブル端末で学校再開を支援!体温測定システム「HESTA Smart Band」

株式会社大倉が、教育機関向け体温測定システム「HESTA Smart Band」の予約・問い合わせ受付をスタートした。なお、システムの提供開始は6月上旬を予定。

文部科学省が示した検温義務化への対応により、全国の教育機関における教育活動の再開を支援。また、教育機関以外での使用も想定し、さまざまな施設への展開を進めていく。

「HESTA Smart Band」の概要

教育機関向け体温測定システム「HESTA Smart Band」では、リストバンド型のウェアラブル端末とBluetoothルーターを活用。端末を着用した生徒がルーターの通信範囲に入ることで、体温を自動で測定し、クラウドへの送信・記録を行う。

導入に必要なのは、生徒へのウェアラブル端末配布と、施設の広さや特性に応じたBluetoothルーターの設置のみ。

ウェアラブル端末の重さはわずか20gで、温度測定精度は±0.1℃。ボタン型電池によって約180日間の連続使用が可能なことに加え、防水性能も備えた。

Bluetoothルーターは、異なるニーズに合わせた2つのモデルを用意。長期にわたる設置工事は必要なく、通常の学校生活を継続しながら設置可能としている。

学校の規模や施設の特性に応じて最適な導入方法が異なるため、システム導入にあたっては問い合わせを推奨。問い合わせの受付は既に始まっており、6月上旬からシステムの提供が開始される見込み。

「HESTA Smart Band」のサービスサイトへ

スマートな体温測定を実現

都心部の緊急事態宣言解除に伴い、多くの教育機関では活動再開に向けた準備が進められている。

そして、5月22日には文部科学省が「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル『学校の新しい生活様式』」を発表。登校時の生徒の健康状態把握などが義務化された。

今回の「HESTA Smart Band」は、スマートな体温測定と管理の実現によって、生徒と保護者だけでなく教職員の負担も軽減する。

同システムは、学校に加えてオフィスビルやホテルなどの施設でも導入される予定で、社会生活のさまざまなシーンで活用可能なAIoTソリューションを目指す。

PR TIMES

(文・早川あさひ)

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