アウトドア仕様のかっこいいナイフが、金属加工の本場である新潟県燕三条から届きました。まず注目したいのがその厚み。筒状に曲げられたハンドルの厚さが2mmなのに対して、刃の厚みは3mmと、とにかく頑丈な造りです。一方で、ルックスはスタイリッシュ。ステンレス一体成型とハンドル部分のラインなど、シンプルな美しさをもったナイフです。アウトドアレジャーを、もっとワイルドに楽しみたい人、必見です。
クラウドファウンディング・Makuakeにてプロジェクト進行中の「フルメタル陸刀」(2万700円〜 5月31日現在)は、一体構造で圧倒的耐久力を持つステンレス製ナイフ。金属加工の本場である新潟県燕三条の富田刃物と、日本のものづくりに特化したニューワールド社が共同で手掛けているプロジェクトです。
木や樹脂などのハンドルではなく、ハンドルまで丸ごと一枚のステンレスでできているのが最大の特徴。つなぎ目レスによる圧倒的な耐久性を実現しています。今まで不可能と思われていた「ステンレスの曲げ加工」にあえて挑んでおり、富田刃物の技術の高さがうかがい知れます。
筒状の柄はフクロと呼ばれるもので、硬いステンレス素材の曲げ技術によって実現できた例は、業界でも他に無いとのこと。段階的に曲がりが強くなる4つの型を順に使い、少しずつプレス加工を重ねていくことで筒状に加工することに成功。一枚板で刃からグリップまで作られるこの構造のおかげで、圧倒的な耐久性を実現できたのです。
アウトドアでの仕様を徹底的に考えられたデザイン設計で、メインの刃だけでなく、用途によって異なる刃の形状がシンプルにまとめられています。
ひとつ目はテントやタープ張りなどのロープ替え作業で重宝しそうな、ロープを切るためのガットフック。
ふたつ目はブッシュクラフトという現地調達型の薪集めや、狩猟などで野山に分け入る際にも活躍してくれる波刃。ストロークは短いながらも木の幹を切ることも可能です。
これ1本で、食材のカットはもちろん、屋外用ナイフの定番バトニング(薪割り)や、火が燃え移りやすいようにするためのフェザースティック作りもラクラクです。本格的な牛本革製のカバーもかっこいい!
5月31日現在、1本2万700円から支援受付中。2本セットで3万8400円のコースも用意されています。
>> Makuake
文/&GP
- Original:https://www.goodspress.jp/news/300701/
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