Apple StoreからiPhoneを盗み出しても、自動で無効化され、警告メッセージが表示されることを示す画像がTwitterに投稿されました。
店舗に戻るよう促す警告メッセージ
アメリカでは、白人警察官の暴行により黒人男性が亡くなったことに対する抗議活動が行われていますが、その一部が暴徒化し、破壊や略奪を行っています。
一部のApple Storeも暴徒による略奪の被害に遭っていますが、Apple Storeから盗み出されたiPhoneの画面に表示されたメッセージを、Twitterユーザーのjosh( @onlyfanobtainer )氏が公開しました。
iPhoneの画面には「Apple Walnut Streetに戻ってください。このデバイスは無効化され、追跡されています。捜査機関に通報します」と、警告のメッセージが表示されています。
iPhoneなどの製品は、近接センサーがApple Storeから盗み出されたことを検知すると自動的に無効化され、使用できない状態になります。
Nah son I swear to god I’d be heated
pic.twitter.com/RoFxHV1lLm — josh (apex male) (@onlyfanobtainer) May 31, 2020
暴徒対策で全米のApple Storeが休業
Appleは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防止策として、3月からApple Store全店舗の営業を休止していましたが、感染拡大が収束しつつある地域から順次、営業を再開しており、日本でもApple 福岡とApple名古屋栄が5月27日から営業を再開しています。
しかし、暴徒による破壊・略奪行為が全米に拡大している中、Appleは現地時間5月31日に全米のApple Store271店舗を休業としました。
暴徒による被害を受けた店舗では、より長期の休業が発表されています。
なお、警告メッセージにあるApple Walnut Streetはペンシルバニア州フィラデルフィアにある店舗ですが、同州に9店舗あるApple Storeのうち、営業を再開しているのは、ピッツバーグにあるShadysideだけです。
Source:TheApplePost, Apple Walnut Street
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-292118/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania