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神戸市のPJT「STOP COVID-19 × #Technology」、「Sail」を採択! 実証実験へ

神戸市はスタートアップと連携し、新型コロナウイルスが引き起こすさまざまな問題をテクノロジーの力で解決するプロジェクト「STOP COVID-19 ×#Technology」を推進中。

このたび、同プロジェクトに株式会社Helteが提供する日本語でのグローバルコミュニケーションサービス「Sail」が採択され、実証実験を実施した。

外国人に日本語を、シニアに会話を

「Sail」は本来、日本のミドル~シニア層と日本語学習に取り組む海外の若者との日本語でのオンライン交流の場を提供するサービスだ。参加国は83カ国、外国人登録者数は4500名以上を超え、日本のシニアの登録者数は1000名を超えている。

このたびの実験では、同ウイルスの影響で休止した神戸市の日本語教室に通う市内在住外国人と、外出自粛でコミュニケーションの機会を制限されている神戸市のアクティブシニアや日本語学習ボランティアを「Sail」でつなぎ、日本語での交流の場を実現していく。

これにより、神戸在住の外国人に日本語学習の機会を、シニアに自宅から参加できるコミュニケーションの場を提供する。

また、Helteは2020年5月より東京大学の高齢社会総合研究機構および奈良女子大学と「ICTを活用した遠隔コミュニケーションサービスSailを使用することによる、他者との交流・コミュニティ形成への影響の効果検証」という共同研究を開始しており、同実験においても両大学のサポートを受けるとのこと。

具体的には、「Sail」を活用することによるシニア層のフレイル予防の効果や社会的・精神的な健康、生きがいに関するアンケート実施と、「Sail」が他者との交流・コミュニティ形成へ与える影響を検証するという内容だ。

実装まで最速で駆け抜ける!

同プロジェクトは、神戸市役所職員、関係者のネットワークを最大限活かした最速の実証実験・即実装というスピーディーさが特徴。

スタートアップからの提案は最短2営業日以内にフルオンラインで審査され、関係部署との調整は最短1週間以内、実証実験の実施から実装までは最短即日というスピード感だ。

その間、1件50万円を上限とする開発支援金や所管課による支援・補助、神戸市のネットワークを最大限活用するための調整など手厚いサポートが実施される。

現在、データ解析や感染恐れ確認、困窮事業者支援、市⺠生活支援などのテーマでスタートアップとの連携を図っているとのこと。

PR TIMES

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