シンクロする音と光が
ライブステージを蘇らせる
BALMUDA
BALMUDA The Speaker
直販定価:3万5200円(税込)
SPEC
スピーカー |
77mm口径 フルレンジユニット |
エンクロージャー方式 |
密閉型 |
アンプ部最大出力 |
8W |
音源 |
Bluetooth(無線)/ 3.5mm ステレオミニジャック(有線) |
Bluetooth 対応コーデック |
SBC |
バッテリー連続音楽再生 |
約7時間 |
バッテリー充電時間 | 約2.5時間 |
消費電力 | 最大15W、待機時0.15W |
外形寸法 | 約105φ×188Hmm |
質量 | 約1.0kg |
再生される音楽に合わせながら
生き物のように光がゆらめく
音が聴けるだけじゃない
音楽に入り込めるスピーカー
バルミューダの代表である寺尾玄氏は、エレクトロニクスのブランドを立ち上げる前にはプロのミュージシャンとして活躍していた異色の経歴を持つ人物だ。寺尾氏の音楽への思いと、バルミューダのテクノロジー、そしてユニークなアイデアが詰まったブランド初のオーディオ製品が誕生した。
BALMUDA The Speakerは筒型デザインのBluetoothスピーカーだ。透明なエンクロージャーの中に3本のガラス管が配置されている。一見するとオーディオや楽器用のアンプが増幅回路に用いる真空管のようだが、その正体はLEDユニットだ。
本体の電源をオンにすると、筒の中に配置された複数のLEDが点滅してミラー仕上げの筐体の内部に煌びやな光を反射させる。本機はただ音楽を聴くためだけに開発されたBluetoothスピーカーではないし、照明器具でもない。「音楽の熱量を引き出す」というコンセプトのもに、バルミューダは今までにない新しい音楽体験を届けることに挑戦したのだ。
LEDはただ一定のリズムで点滅を繰り返すのではなく、本体に内蔵するデジタル信号処理回路に組み込まれたバルミューダ独自開発のアルゴリズムに従って、スピーカーが再生する楽曲に合わせて、明るさや明滅速度を自在に変えながら輝く。音楽再生を始める前に、光り方のパターンを3つのプリセットから選んでおくと、アップテンポな曲からバラードまで音楽を聴きながら最もふさわしい光の演出が同時に楽しめる。
スマホなど音楽プレーヤーをBluetoothによる無線接続、またはケーブルによる有線接続でつないで、聴きたい楽曲を再生するだけ。ボーカルの艶っぽさを生々しく引き出し、コンパクトなサイズから想像もつかないほど力強いビートを響かせる。スピーカーをデスクトップに置いて近い距離で聴いてもいいし、リビングルームのような広い部屋にきめ細かなサウンドを満たせるパワーも備えている。本体は1kgと軽く、フル充電から約7時間の連続音楽再生ができるバッテリーも内蔵する。置き場所の選択も自由自在。心地よく五感を刺激するスピーカーを贅沢に楽しみ尽くしたい。
- text 山本 敦
- photo下城英悟(GREEN HOUSE)
profile : IoT&デジタルAVライター 山本 敦
ネットワーク家電による便利な生活、スマホ&タブレットによるハイクオリティな映像・音楽コンテンツの楽しみ方まで広い視野で取材・執筆する。
- Original:https://www.digimonostation.jp/0000124809/
- Source:デジモノステーション
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