Googleが、メディアストリーミングデバイスChromecastの後継と思われる、新しいAndroid TVドングルの開発を進めているようです。XDA Developerが画像とともに報じています。
専用のリモコンが付属
同メディアによれば、新Android TVドングル「Sabrina」(開発コード名)には、これまでのChromecastとは異なり、専用のリモコンが付属します。リモコンはAndroid TVのリモコンと同様にマイクを搭載し、Googleアシスタント用のボタンも装備しています。
これらの情報は、今年3月にすでに報じられています。しかしその時点では、新ドングルの外観は不明のままでした。
宣材用のビデオを入手
XDA Developerは、デベロッパーのdeadman96385氏経由で、公開前のファームウェアを入手、その中にはGoogleのデザイナーが宣材用として作成したビデオが含まれていました。ファイルのメタデータによれば、作成日は2019年10月10日です。今回同メディアが公開したSabrinaやリモコンの画像は、そのビデオから得たものです。
作成日から数カ月が経過しているため、最終的な製品のデザインが今回の画像とは若干異なる可能性もあるものの、ほぼ同じだろうとXDA Developerは記しています。
楕円形、新色ピンクが追加か
「Sabrina」は丸形のChromecast Ultraと異なり楕円形で、カラーもブラックとホワイトに、淡いピンクが追加されています。
専用リモコンにはGoogle Assistantボタンがあるのは確認できますが、NetflixやAmazon Prime用のボタンがあるかどうかは不明です。ビデオ内のリモコンの色はホワイトですが、ドングルに合わせて3色準備される可能性もあります。またAndroid TVのユーザーインターフェース(UI)も刷新されるようです。
数カ月以内の発売、80ドル以下に?
ファームウェアからは、新Android TVドングルがDolby Visionをサポートし、Amlogic SoCを搭載することは判明しているようですが、それ以外の詳細はわかっていません。
XDA Developerは新Android TVドングルは数カ月以内に発表され、価格は80ドル以下になると予想しています。
Source:XDA Developer
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-292683/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania