Appleは世界開発者会議(WWDC)用のアプリを各OS向けに提供していますが、なぜかMac版だけは用意していません。米メディア9to5Macの開発者らが、初めてオンラインで開始されるWWDC 2020を快適に楽しめるよう、非公式のMac向けWWDCアプリをアップデートしました。
存在しないMac版Apple Developerアプリ
Appleは2019年11月、それまでWWDCアプリとして提供してきたアプリの名称をApple Developerへと変更しました。同アプリはiPhone、iPad、Apple TV、Apple Watch版が提供されていますが、Mac版はありません。
新機能追加、日本語字幕にも対応
非公式のmacOS向けWWDCアプリは、9to5Macのライターで開発者のギルヘルム・ランボー(@_inside)氏らが中心となって開発したもので、無料で利用可能です。WWDCの基調講演やセッションをリアルタイムで視聴できるだけでなく、過去のイベントの再視聴や、Apple開発者コミュニティへの参加も行えます。
WWDCアプリは現地時間6月3日に最新版へとアップデートされ、いくつかの新機能が追加されました。たとえば新しいコミュニティタブではApple開発者による様々なコンテンツがチェックでき、Share Clipsツールではセッションの一部を簡単に共有できます。
また今回のアップデートによりユニバーサルリンクに対応するとともに、Appleが過去の基調講演やセッション向けに提供している英語、中国語、韓国語、日本語の字幕も表示可能となっています。
アプリはこちらのリンク(WWDC for macOS)から無料でダウンロードできます。
Source:9to5Mac
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-292719/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania