パナソニック
スチーム&可変圧力
IHジャー炊飯器 SR-VSX100
店頭予想価格:11万円前後(税抜) 6月1日発売予定
SPEC
炊飯容量 |
0.5〜5.5合 |
炊飯時消費電力 |
約1210W |
加熱方式 |
6段全面IH |
高温スチーム炊飯 |
220℃ IHスチーム |
可変圧力 |
○(圧力コントロール) |
銀シャリ炊き分け |
食感自在炊き分け (ふつう、かため1〜3、やわらか1〜3、 もちもち1〜3、しゃっきり1〜3) |
銘柄炊き分け | 58銘柄 |
メニュー数 | [15メニュー]白米・無洗米・玄米・発芽/分づき米・
麦ごはん・雑穀米・炊込み専用・赤飯・炊きおこわ・すしめし・ カレー用・おかゆ・玄米がゆ・発芽/分づきがゆ・雑穀米がゆ |
炊飯時間 | 48分(ふつう) |
液晶 | フルドット液晶(ホワイトバックライト) |
外形寸法(幅×奥行×高さ) | 27.5×36.1×23.4cm |
付属品 | しゃもじ、しゃもじホルダー、計量カップ |
スチーム、圧力、IH、センサー
ご飯を美味しくする技術が集結
独自の炊飯工程で
いつでも美味しく炊き上げる
一粒一粒がほぐれる
ベタッとしない炊き込みご飯
全国58種類の炊き分けで、食べ比べ
好みで選べる、「食感自在炊き分け」
白米も炊き込みご飯も、
美味しくする炊飯器
ひと口に「おいしいご飯」といっても、思い描くご飯は人それぞれ。好きな食感は違うし、お弁当用と和食用では、食べたいご飯も異なるだろう。精米した時期、銘柄の特徴なども考えると、いつもおいしいご飯を炊くのは難しい。
そこで活用したいのが、炊き分け機能だ。中でも、パナソニックのSR-VSX100が搭載している「食感自在炊き分け」「銘柄炊き分けコンシェルジュ」は、吸水の時間、浸漬温度、圧力のかけ具合、スチームの有無などを好みや、銘柄ごとに変える優れものだ。
実際に、「銘柄炊き分けコンシェルジュ」機能を使ってみた。操作は簡単。銘柄をタッチパネルで選択していく。文字が大きくて探しやすいほか、それぞれの銘柄の特徴を星の数で示しているので直感的に分かりすく、見るだけで楽しい。
銘柄ごとに炊き方が変わるため、同じ2合でも「あきたこまち」は45分、「ゆめぴりか」は48分と炊飯時間は異なる。炊き上がりはどちらもツヤツヤで食欲をそそる。
「あきたこまち」は、かための食感で、あっさりとした味わいだが噛むごとに甘みを感じる。「ゆめぴりか」は、ふっくらとした炊き上がりで、もちもちとした食感と甘みがおいしい。同じ炊飯器で炊いたのに、米の特徴が際立つ炊き上がりの振れ幅に驚いた。
このほか、家族に好評だったのが炊き込みご飯だ。
一般的に、炊き込みご飯は、調味料や具材の水分が炊き上がりに関係するので、仕上がりがべたつくこともしばしば。炊いた後にしばらくフタを開けて余分な蒸気を逃がすこともあった。しかし、本機の「炊き込みごはん」コースを使うと、炊き上がりすぐに一粒一粒がほぐれる。味も丁度良く染みこんでいて、食べ始めから食べ終わりまで美味しかった。
本機は、米の食感の違い、銘柄の違い、メニューの違いなど、ご飯の楽しみ方が広がる炊飯器。「農家から取り寄せるなど米にこだわりがある」「家族のご飯の好みがバラバラ」「炊き込みご飯が好き」「お弁当をよく作る」という人にオススメしたい。
text : 伊森ちづる
photo : 下城英悟(GREEN HOUSE)
profile : 家電・家電量販店ライター 伊森ちづる
流通専門誌出身の家電ライター。メーカー取材、量販店取材、自分で使った生活者視点を踏まえ、様々な方向から家電の魅力を捉える。
- Original:https://www.digimonostation.jp/0000125001/
- Source:デジモノステーション
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