イスラエルのスタートアップが提供開始したソーシャルコマースプラットフォーム「Squadded」。利用者は専用のブラウザエクステンションを通して、さまざまなファッションブランドサイトで商品を見ながらのチャットが可能になる。
Google Chromeブラウザのエクステンション
ソーシャルコマースの先端を行くのは、中国と言っていいだろう。共同購入アプリ「Panduoduo(拼多多)」などは、日本でも注目されている。
イスラエルのスタートアップ「Squadded」は、中国に対抗して、独自のソーシャルコマース・プラットフォームを開発した。オンラインショップで商品を見つつ友人・知人とチャットできる、という基本機能は同じだが、アプリという形態ではなく、Google Chromeブラウザのエクステンションになっているのが特徴。
ユーザーは最初に、同社が無料提供するエクステンション「Squadded Shopping Party」をダウンロードする。次に、登録されているブランドのオンラインショップに(Google Chromeで)アクセスし、友人・知人に通知を送ってチャットに招く。すると、いろいろな商品を見て回りながら、意見交換や雑談ができるというわけだ。
利用可能な(登録された)ショップは、今のところASOS、zalando、ZARA、RIVER ISLANDなどの英語サイト。現在、新規登録ショップサイトを募集中。
eコマースがリアルなショッピングに近づく
オンラインショップでチャットができれば、例えば服を選ぶときなど、友人からの率直な意見を聞くことができるだろう。また、あれこれ感想を言い合いながらの買い物は楽しいものだ。
他にも「Squadded」には、ウィッシュリスト機能や、商品について賛成・反対を投票するシステムなども備わっている。
導入するオンラインショップにとっても、「Squadded」のメリットは大きいはずだ。店が集いの場になれば、売り上げアップが期待できるだろう。
- Original:https://techable.jp/archives/126706
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:信人安谷