流出したiOS14のソースコードから、次期iOSには音声入力による翻訳機能(アプリ)が搭載される可能性が浮上しました。
iOS14には音声入力よる翻訳機能が搭載される?
現地時間6月22日に開幕する世界開発者会議(WWDC 2020)において発表見込みのiOS14のソースコードから、海外旅行を想定した、音声入力による翻訳機能を示唆する記述と画像が見つかりました。
先日、iOS14/iPadOS14では、Safariブラウザに翻訳機能が埋め込まれるという情報をお伝えしましたが、この機能とはまた別のものと思われます。
旅行で使える翻訳アプリである可能性
iOS開発者であるあおいカニ(@blue_kanikama)氏によると、iOS14のソースコードには、翻訳を意味すると思われるアイコンのアプリが含まれていました(下図)。
そしてそこに内蔵されたファイルには「SequoiaTranslator.app」という名称が確認できるとともに、Google翻訳のボタンに似たユーザーインターフェース(UI)の画像が見つかりました。
さらに、音声入力のためのマイクへのアクセス、カレンダーへのアクセス(旅行先で使用する言語をオフラインで提案するため、と書かれている)といった記述、パスポートや航空チケットなど旅に関連する画像、旅行でよく使う簡単な英会話の音声ファイル(「地図はありますか」「ホテルはどこですか」「現在旅行中です」なども含まれているため、オフラインでも利用可能な翻訳アプリの可能性があります。
つまりカレンダーに海外旅行の予定を入れておくと、目的地で使われている言語に自動的に対応、マイクで入力した音声を適切な外国語に翻訳してくれる、という意味だと思われます。
Source:あおいカニ(@blue_kanikama)/Twitter
Photo:the Hacker 34/YouTube
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-293929/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania