デジモノステーションに関わる識者やスタッフ陣はモノへのこだわりは人一倍強い。なぜ彼らは数多あるものからそれらの逸品を選んで使っているのだろうか? そこには目利きとして、どうしても譲れない想いや選ぶに至ったストーリーがそれぞれある。表面的な価格などに左右されず、選ぶべき人に選ばれた逸品。真に「安くていいもの」とは、彼らのように永きに渡り、これしかないと愛し、使い続けられるからこそ生み出されるのだ。ここに登場する逸品たちのように、ぜひ読者諸兄にも自分だけの偏愛的逸品を見つけてほしい。
GenreBeauty
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Name :
藤村 岳
Occupation :男性美容研究家
シェービングを中心に据えた独自の男性美容理論を打ち立て、男性美容のパイオニアとして活動中。テレビやラジオ出演のほか、講演・イベントなども行う。コスメ開発にも携わる。著書に『一流の男はなぜ爪を手入れするのか?』等がある。
毎日使うものだから、高品質でコスパが良いものを
身だしなみや健康を補うアイテムは日々使うものだから高品質でコストパフォーマンスに優れたものが大前提。ここではプロとして太鼓判を押せる逸品をご紹介します。まずはインナービューティの一品から。筆者がプロポリスと出合ったのは15年ほど前。最初は原液をノドに直接垂らすというワイルドな方法でしたが、この錠剤を昨年知り、以来愛飲。そもそもプロポリスとはミツバチが樹木から集めた新芽や樹脂と彼らの酵素成分を含む唾液の混合物。抗菌力に非常に優れ、巣を無菌状態にするため外壁に塗り、ウイルスなどの進入や巣内の腐敗を防ぐのに役立っているそう。そういえば、筆者自身も最近インフルエンザとは無縁かも。世界中が“COVIC-19”におののく中、こまめな手洗いを励行して三密を避けつつ、自然の恵みを採り入れるのもよいでしょう。
次に男性に欠かせないシェービング分野からはT字カミソリでヒゲを剃る時に欠かせないプレシェーブ剤を。このフォームはノンメントールなところがお気に入り。いたずらにスースーするものって、イマドキな感じではありません。敏感肌を自覚する男性が増えてきて、より優しいものをと指向したら、これに行き着きました。泡は濃密で肌にピタリと密着。流れたりしないから、剃りやすい。伸ばした姿もかっこいいのだけれど、ヒゲには汚れやホコリなどが吸着しやすいので、こんな時期は全剃りがお勧め。
最後にスキンケアに欠かせない保湿アイテムからは使う人を選ばないクリームです。日本では2017年に登場したこちらは、欧州では2015年の発売以来、大人気。従来のニベアクリームより男性用は軽い質感です。でも、しっかり潤って傷つきやすい男肌も優しくカバー。また、顔と体に使えるのも便利ですね。皮膚は人体で腸に次ぐ表面積を持つ免疫器官とも言え、きちんと保湿してバリア機能を維持しないと乾燥で肌荒れした部位から細菌などの侵入を許してしまいます。さらにこのスタイリッシュなパッケージも気に入っています。薄型の缶なので持ち運びもしやすくホームケアはもちろん、出張やジムでの使用にも適していますね。
- No.54
- Product Name :プロポリス300Type: サプリメント
Brand: 山田養蜂場
Price: 7610円
- No.55
- Product Name :薬用シェービングフォーム ノンメントールType: シェービング
Brand: サクセス
Price: 500円(実勢価格・編集部調べ)
- No.56
- Product Name :ニベアメン クリームType: スキンケア
Brand: ニベアメン
Price: 450円(実勢価格・編集部調べ)
- Original:https://www.digimonostation.jp/0000124416/
- Source:デジモノステーション
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