いつ感染が再拡大してもおかしくないというリスクを背景に、企業は時間差出勤や、在宅勤務との組み合わせなど、なるべくオフィスに社員が密集しないように頭を悩ませている。そんな中、とあるオフィスデザインが注目を集めている。同じフロアで働く人同士が接することがないよう、オフィスの中にポッド状の個室を置くというものだ。
“隔離的”な個室
パーテーションで仕切るオフィスは多いだろうが、Q.workntineは完全に個室。その中にデスクや椅子が配置される。扉や天井の一部が透明で、閉じ込められている感はさほどなさそうだ。
扉はタッチレスで開閉
加えて、ポッドが六角形なのも意味がある。六角形だと直線や蜂の巣状などにポッドをつなげることができ、オフィススペースを効率的に使えるのだという。
一部ではオフィス不要論も展開されているものの、完全にオフィスをなくすというのは現実的には難しい。ただ、何らかの新型コロナ対策は必要、というのがいま広く共有されている認識だろう。Q.workntineはまだコンセプトだが、Withコロナ時代のヒントになりそうだ。
(文・Mizoguchi)
- Original:https://techable.jp/archives/127404
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi