2019年10月1日の消費税引き上げとともに9か月間の限定で実施された「キャッシュレス・ポイント還元事業」も、いよいよ6月30日をもって終了となります。お馴染みの2% or 5%還元という対象店舗を意識した駆け込み需要もありそうですね。
一方で、6月中に実施されているキャンペーンはこれだけではありません。今回は、こうした施策と並行して活用したい、主要コード決済サービスにおける注目のキャンペーン内容をピックアップしてチェックしていきます。
■「au PAY」はローソンの買い物がお得に
Pontaとの統合もあったau PAYでは、ローソンで支払うとポイント還元が割増になるキャンペーンを実施中。基本の還元率は4%です。また、3が付く三太郎の日(残りは13日と23日)では7%還元になり、auユーザーでは10%還元となります。
さらにau PAYカード(旧au WALLETクレジットカード)を使ってau PAY残高にチャージや支払いを行なった場合には、上記からさらに還元率が+1.0%増える仕組みです。例えば、auユーザーが13日と23日にローソンでau PAYカードで支払った場合には、11%が還元されることになります。
なお、同キャンペーンで獲得できる還元上限は1つのau IDあたり3000ポイント/月です。そのため、一気に買い溜めして満額を狙うよりは、日々の買い物をちょこちょこお得にするくらいの意識がいいのではないでしょうか。
■d払いで注目は「d払い生活応援キャンペーン」
d払いは複数のキャンペーンを同時並行で実施しています。6月30日に終了するものをピックアップすると、「街のお店」ジャンル3つ、「ネットのお店」ジャンル3つが挙がります。この中で、注目しておきたいのは、「d払い 生活応援キャンペーン」です。
具体的には、キャンペーンサイトからエントリーを行なったのち、キャッシュレス・消費者還元事業の5%還元対象店でd払いを利用すると、合計10%のポイント還元が受けられます。2%還元対象店は対象外となるので注意しましょう。
なお、同キャンペーンによる還元上限は、決済1回あたり500ポイント。1か月あたり2000ポイントとなります。
■PayPayは「ペイペイジャンボ」を実施中
PayPayでは、対象ストアのネット利用でPayPay残高を使った支払いをした場合に、10%還元がされるキャンペーンを実施中。付与上限は1回の決済および期間ともに、5000円相当まで。
これに合わせて、抽選に当たると1等で決済金額の10倍、2等で決済金額の全額が付与されるという「ペイペイジャンボ」も実施。1等・2等はそれぞれ1500本、15000本用意されています。
なお、対象店舗の一覧は公式サイトより確認できます。
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ちなみに、メルペイではまだ利用していないユーザーが登録すると1000円分のポイントを獲得できる「メルカリやるならメルペイも! メルカリポイント1000円分もらえる キャンペーン」を実施中。
楽天ペイでも初利用者限定で「初めて楽天ペイでお支払いをする方限定!全店舗5%還元」キャンペーンを実施しています。既存ユーザーにとっては、少し地味に見える施策ですが、これから挑戦する人はこれらもぜひチェックしておきましょう。
>> [連載]〇〇Payの選び方
文/井上 晃
- Original:https://www.goodspress.jp/howto/303326/
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