Appleは、米国を中心に人種差別撤廃の動きが拡がっていることを受け、黒人の開発者やイビジネスパートナーをサポートするための「人種公道正義イニシアティブ(Racial Equity and Justice Initiative)」を設立しました。
イニシアティブはリサ・ジャクソン氏が牽引
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、自身のTwitterアカウントで動画を投稿し、予算1億ドル(約106億6,700万円)の人種公道正義イニシアティブの設立を発表しました。
イニシアティブは、教育・経済的不平等・刑事司法制度改革を3つの柱とし、Appleで環境·政策·社会イニシアティブ担当バイスプレジデントを務めるリサ・ジャクソン氏が牽引します。
クックCEOは、今月末に開催されるAppleの開発者会議WWDC 2020で「黒人の人々のためのアプリ開発プログラムも発表する」と述べており、サプライヤーに占める黒人経営企業パートナーの割合も今後増やしていく意向も明らかにしています。
またApple社内でも、黒人を中心とする過小評価グループの人々を積極的に採用していくとのことです。
The unfinished work of racial justice and equality call us all to account. Things must change, and Apple's committed to being a force for that change. Today, I'm proud to announce Apple’s Racial Equity and Justice Initiative, with a $100 million commitment. pic.twitter.com/AoYafq2xlp
— Tim Cook (@tim_cook) June 11, 2020
クックCEOは、「人種差別主義についての発言(Speaking up on racism)」と題した公開書簡もApple公式Webサイトに掲載しています。
Source:9to5Mac
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-294777/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania