ジョルダン株式会社は、iOS/Android向けアプリ「乗換案内」にて、「各駅停車優先検索」の無料提供を開始した。
withコロナ社会では混雑を避けるがキーワード
ラッシュ時においては、目的地により早く到着するために「急行」などの速達列車に混雑が集中する一方、「各駅停車」などの列車は比較的空いている傾向にある点に着目。経路検索時に「各駅停車」など、より遅い種別の列車を優先するため、混雑を避けたルートを調べることができる検索機能となっている。アプリの経路検索画面の「検索設定」から「各駅停車を優先する」を「ON」にすることで、「各駅停車優先検索」を設定することができる。
今後もさまざまな角度から研究開発を推進
同社では、「各駅停車優先検索」の無料化のほかにも、「駅や車内の混雑情報の分析および案内」や「混雑が予想される路線や時間帯を避けた経路の案内」など、今後も混雑緩和のための様々な施策を検討しているといい、これからの「withコロナ社会」に向けたサービス展開を加速していく方針とのこと。
JR東日本も7月中旬をメドに、列車の混雑状況をほぼリアルタイム提供するスマートフォン向け情報サービスを首都圏の主要な約20線区・区間に拡大することを発表しており、新型コロナウイルス感染を防ぐため、通勤や移動で人混みを避けたい利用者のニーズは非常に高まっている。移動を避けらない立場にいる人々にとって、アプリなどのサービスで極力混雑を避ける対策を取れる点は非常に心強いものになるに違いない。
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- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka