オンライン商標登録サービス「コトボックス」を運営するCotobox株式会社が、AI技術を活用した「Cotobox商標モニタリング」の提供をスタート。
競合の商標情報をリアルタイムで把握できるサービスとして、さまざまな企業の成長を後押しする。
サービスの概要
「Cotobox商標モニタリング」は、オンライン上での知財侵害を未然に防ぎ、自社ブランドの保護などに貢献してくれる。
主な機能として、「競合チェック」を実装。競合の会社名を事前登録することで、その会社の新規商標と事業領域を察知できる。また、自社の事業領域を登録しておけば、その領域に出願された商標などもチェック可能。
サービスの利用料金は月額980円(税抜)。1カ月あたりの料金が割安になる年間プランも用意されている。
開発の背景
新型コロナウイルスの影響を受け、SNSやECサイトを含むインターネットの活用が盛んになっている。そのような状況において、商標侵害に関するトラブルのリスクは以前より高くなったという。
具体的には、「使用予定のネーミングを、競合他社に商標登録された」「自覚なく、他社商標と類似の商品パッケージを発注した」などの事例が挙げられる。これらのトラブルを防ぐためには、商標登録情報を日々確認することが必要だが、コストなどがネックとなってしまう。
今回の「Cotobox商標モニタリング」は、前述の課題を解決するために開発された。AIが自社・他社の商標を自動で監視することで、事業成長を知財の面からサポートしていく。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/128306
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ