Appleは、開発中と噂されている「Appleメガネ」関連の新たな特許を取得しました。拡張現実(AR)デバイスに視力矯正機能が搭載される可能性が指摘されています。
iPhoneを挿入して機能するヘッドマウントディスプレイ
Appleが現地時間の6月16日付で取得したのは、「ディスプレイ付きのポータブル電子機器を支えるためのヘッドマウントディスプレイ装置(Head-mounted display apparatus for retaining a portable electronic device with display)」と名付けられた特許です。
Appleは同じ名前でこれまでに多くの特許をすでに取得してきましたが、新たに特許が取得される度にデザインに変更が加えられてきました。
iPhoneを差し込むとヘッドマウントディスプレイになるというデバイスの基本構造はそのままですが、今回の特許では視力矯正機能が追加されています。
あらかじめ入力されたメガネやコンタクトレンズの度数情報をもとに、システムが自動的にディスプレイの見え方の調整を行ってくれます。
特許出願には、状況に応じて、コンテンツ画像/映像の位置を変えたり、サイズ変更を行うとも記載されています。
今年後半に発表か?
Appleが特許を取得したからといって実際に技術の開発を行っているとは限りませんが、著名リーカーのジョン・プロッサー氏いわく、Appleメガネは今年後半に発表され、2021年末に54,800円で発売されるとのことで、特許の機能がデバイスに反映される可能性も十分考えられそうです。
6月上旬にはAppleメガネのコンセプト動画も公開されました。「専用OSであるiGlass OSを、5色のフレームに搭載し、LiDAR 4.0センサーを活用する」というコンセプトで作られています。
Source:USPTO via AppleInsider
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-296195/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania