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iPadもUWBに対応、ARで探し物が可能に?開発者がiOS14から発見

iPad Pro LiDAR 紹介
 
iPadが超広帯域無線通信(UWB)に対応し、ARKitでUWBが利用される可能性を示唆する記述を、iOSデベロッパが発見しました。世界開発者会議での発表が噂される紛失防止タグ「AirTags」に関係している可能性もあります。

UWBがiPadに拡大、ARKitも対応か

iOS14のソースコードを解析しているiOSデベロッパのあおいカニ( @blue_kanikama )氏が、iPadがUWBに対応することを示す記述を発見した、とツイートしています。
 


 
同氏は、ARKitがUWBを使うことを示す情報のスクリーンショットも公開しています。
 


 
あおいカニ氏は最近、世界開発者会議(WWDC 2020)での発表が予測されている紛失防止タグ「AirTags」が拡張現実(AR)に対応することを示唆する記述や、UWBを使って持ち物を探す機能を持つアプリ「Find my Tag」も発見しています
 
同氏の発見によると、「AirTags」に搭載されるUWB用チップはApple独自開発のR1チップで、iPhone11シリーズに搭載されているU1チップとは異なるようです。

誤差10センチ程度の精度で探し物を発見可能に?

U1チップを搭載したApple製品は、現在のところiPhone11シリーズだけで、2020年に発売されたiPhone SE(第2世代)も、LiDARスキャナを搭載しAR機能が強化されたiPad Proも、U1チップは搭載していないとみられています。
 
AppleはUWBの用途として、AirDropの精度向上に加えて「様々なことができるようになります」と案内していますが、具体的なことは述べられていません。
 

 
Apple関連の著名アナリストであるミンチー・クオ氏は2019年9月に、Appleの紛失防止タグはUWBに対応し、誤差10センチ程度の精度で探し物を見つけることができる、との予測を発表しています。
 
 
Source:あおいカニ/Twitter(1), (2)
Photo:Apple, Rene Ritchie/Instagram
(hato)

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