ヴイストン株式会社は、高度な情報処理やネットワーク接続に対応した二足歩行ロボット「Robovie-Z(ロボビー・ゼット)」を7月末に発売する。
高い情報能力を持つ二足歩行ロボット
二足歩行ロボットのロボット「Robovie-Z」は、脚部に独自設計のギア連動式リンク機構を採用。屈伸動作を独立して制御することに成功しており、理想的な歩行動作を実現している点が大きな特徴だろう。
また、RAM容量4GBのRaspberry Pi4 Model B基板が搭載されており、画像処理やネットワーク連携など、これまでの二足歩行ロボットを超える高度な演算処理を、ロボット本体内で行うことも可能にしている。冷却用のファンも装着されているため、複雑な処理も安定して実行することができるだろう。
カメラや各種センサーも搭載
さらに、Robovie-Zには、Raspberry Pi 4に対応した小型カメラ「Raspberry Pi Camera V2」を標準搭載。画像処理などの演算結果をロボットの動作に反映させることができるため、いわゆるAI処理などに基づいた高度な自律動作をプログラムするといった使い方も可能だという。
軸ジャイロセンサーや3軸加速度センサーも備えているため、二足歩行ロボットとしての基本的な動作と制御を完結できるように設計されている。専用無線コントローラーを使用すれば手動でのロボットの操縦も可能になる。
二足歩行ロボットを活用した研究・開発用途や、ホビー用途・各種競技会への出場など、幅広い目的に沿って活用させることがロボットといえるだろう。自然な歩行動作を実現している点は同ロボットを活用する際の大きなメリットになるはず。
価格は、270,000円(税別)。ヴイストン株式会社の公式Webショップにて注文を受け付けている。
- Original:https://techable.jp/archives/128774
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka