次期12.9インチiPad ProにはミニLEDディスプレイが搭載され、すでに試験生産が開始されている、と韓国メディアThe Elecが報じています。
早ければ2020年内に発売?
The Elecによると、次期12.9インチiPad Pro用のミニLEDディスプレイは、LG Display製が供給する予定で、最終組み立てはFoxconnが担当する見通しです。
ミニLEDを搭載した12.9インチiPad Proは、すでに試験生産が開始されており、早ければ2020年第4四半期(10月〜12月)には発売される、とThe ElecはLG関係者から得た情報を元に伝えています。
著名アナリストは2021年以降発売と予測
Appleに関する精度の高い予測で知られるアナリストのミンチー・クオ氏は、Appleは今後、ミニLEDディスプレイ搭載のiPadやMacを相次いで投入する計画だ、と述べています。
同氏は、次期12.9インチiPad Proをはじめとする、ミニLEDディスプレイ搭載製品の発売時期を、3月には2020年内と予測していましたが、5月には「2021年までは発売されない」と予測を変更しています。
クオ氏は最近、「ミニLEDディスプレイは、ARMベースプロセッサ、シザー式キーボードと並んで今後のMacBookシリーズの競争力アップに貢献する」との予測も明かしています。
高精細な表示が可能なミニLEDディスプレイ
ミニLEDディスプレイは、従来の液晶ディスプレイと比べて高精細な表示が可能で、将来のディスプレイ技術として期待されるマイクロLEDよりも低コストで製造できるのが特徴です。
Appleは台湾にミニLEDディスプレイの研究拠点を設置しており、台湾北部・新竹郊外への工場設置の許可を取得したと報じられています。
Source:The Elec via MacRumors
(hato)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania