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【iOS14】「マップ」が進化、精度向上、自転車や電気自動車対応のルート検索も

iOS14 マップ
 
iOS14では、標準の地図アプリ「マップ」も多くの新機能が追加されて進化します。高精細地図の提供地域が拡大するほか、自転車や電気自動車に対応したルート検索、各地の最新情報のガイド機能が追加されます。

高精細地図の提供地域を拡大

2019年のWWDC 19で予告のあったとおり、「マップ」はアメリカ全土で高精細の地図が提供され、Look Around機能(Apple版Googleストリートビュー)の対応地域が増えています。
 

 
Appleは、アメリカに続いて、イギリス、イタリア、カナダでも高精度のマップを提供すると発表しています。
 

 
Appleは、日本各地でも徒歩での画像収集作業を開始していることから、日本国内での提供開始にも期待したいところです。

「自転車」のルート検索が利用可能に

新しいApple純正マップでは、ルート案内時に従来の「車」「徒歩」「交通機関」「配車サービス」に加えて、「自転車」が選択可能になります。
 
自転車専用道路をルート検索対象に含められるだけでなく、道路の混雑状況、アップダウン、階段の有無を考慮したルートが検索できます。
 

 
自転車用ルート検索は、アメリカ(ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ・ベイエリア)と中国(上海、北京)などから提供が開始され、今後も追加される予定です。

電気自動車の充電スポットを組み込んだルート検索

iOS14のマップでは、世界的に利用者が増えている電気自動車に対応したルート検索も可能になります。
 

 
現在のバッテリー残量や、途中にある充電スポットのタイプを考慮したドライブルートを作成することができます。
 
この機能は当初、BMWとFordの対応車種で利用可能になります。
 

 

各地の最新情報を「ガイド」でチェック

新しいマップでは、現地の最新情報をチェックできる「ガイド」も利用可能になります。
 

 
「ガイド」では、観光案内、新規オープンしたレストラン、ショッピングガイドなどの情報が提供されます。
 
情報は、AllTrails、Complex、The Infatuation、Time Out Group、The Washington Postなどの信頼できるソースから提供されます。

 
 
Source:Apple (1), (2)
(hato)

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