アメリカのCounterpoint(カウンターポイント)が、今年第1四半期の「高級スマホ」に関する市場調査を発表した。iPhoneシリーズのブランド力が際立つ結果となっている。
iPhoneシリーズの強さは圧倒的
Counterpointは、卸売価格が400ドル以上のスマートフォンを「高級スマホ」と定義した上で、市場調査を行った。
この結果、今年の第1四半期における「高級スマホ」の世界シェア1位に輝いたのはアメリカのAppleで、57%のシェアを誇っている。韓国のサムスンがそれに続き、19%のシェアを獲得。2社の力は強く、中国以外のすべての地域でワンツーフィニッシュとなった。なお、中国におけるトップは自国企業のファーウェイとなっている。
機種別に見てもAppleの強さは圧倒的で、今年第1四半期の機種別ランキングトップ5のうち、実に4機種がiPhoneシリーズだった。そしてやはりというべきか、その中でトップに輝いたのは「iPhone 11」。最新の「11」シリーズの中で最も手頃なモデルの強さを見せつけている。Appleによる5G対応モデル発売に期待
先に紹介した機種別ランキングにおいて、Apple製以外で唯一トップ5にランクインしたのが「Huawei Mate 30 Pro 5G」。Techableでもレビューを行った、ファーウェイによる5G対応モデルだ。
次世代の5G通信が浸透していることもあり、5G対応機種の割合は「高級スマホ」全体の5分の1に達したという。Appleから5G対応のiPhoneが発売されれば、市場における同社の地位はさらに強固なものとなりそうだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/128937
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ