秋に正式版が公開されるiOS14では、AirPodsのバッテリーの経年劣化を遅らせるため、充電最適化機能が追加されることがわかりました。
AirPodsにも「最適化されたバッテリー充電」機能
AppleによるとiOS14では、AirPodsはユーザーの利用パターンを学習し、ユーザーが使い始めるまでは80%以上充電しない仕様になります。
これはiPhoneの「最適化されたバッテリー充電」と同じです。
以下が同機能についてのAppleの説明です。
最適化されたバッテリー充電:バッテリーの劣化を軽減するため、あなたが毎日どのようにAirPodsの充電をしているかを学習し、次にAirPodsを使い始める直前まで80%を越える充電を保留します。
つまりiOS14により、AirPodsはユーザーがいつ、どのくらい充電するかを学習し、ユーザーが充電器から外すタイミングを見計らって、その直前に100%まで充電完了するということになります。
各デバイスにバッテリー管理機能を追加
Appleはここ数年、自社のそれぞれのデバイス向けに、バッテリー管理機能を導入しています。iPhoneではバッテリーの状態や最大容量が管理でき、先述した「最適化されたバッテリー充電」機能も利用できます。
Macでは5月に公開されたmacOS Catalina 10.15.5で、バッテリー状態管理機能が追加されました。
さらに進化するAirPods
Appleは世界開発者会議(WWDC 2020)において、この秋AirPodsに、複数のデバイス間での自動切り替え機能や、前後左右から音が聴こえてくるように感じられる「空間オーディオ」機能を追加することも発表しています。
Source:9to5Mac
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-297865/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania