iOS14では、マイクとカメラのアクセス状況が画面上にインジケーターとして表示されることで、アプリがバックグラウンドでカメラやマイクを使用しているのを確認できるようになるようです。アクセス状況を確認できれば、InstagramやFacebookアプリが、ユーザーの行動を盗み見たり、聞いたりしているとの懸念を排除できるだろうとiDownloadBlogは述べています。
マイク動作時のインジケーター
iOS、アプリいずれかがマイクにアクセスした場合、ステータスバーにオレンジのインジケーターが表示されると、iDownloadBlogは説明しています。
カメラ動作時のインジケーター
また、iOS、アプリいずれかがカメラにアクセスした場合には、ステータスバーにグリーンのインジケーターが表示されるとのことです。
ユーザー認識外でのこれらの使用懸念を解消出来るか?
iOS14でのセキュリティ強化策によって、Twitterユーザーが指摘しているような、InstagramやFacebookアプリがユーザーの行動を盗み見たり、聞いたりしているとの懸念を排除できるだろうとiDownloadBlogは述べています。同メディアによれば、iOS14ではアプリまたはウィジェットがシステムクリップボードのコンテンツにアクセスしようとしたときにも、通知するようになっているようです。
また、iOS14ではサードパーティーアプリ経由で画像を選択する(InstagramやTwitterで画像を投稿する)場合、カメラロールへのアクセスの仕方をアプリ毎に設定できるようになることも報じられています。
ヨシュア・マダックス氏は、Facebookアプリにはユーザーに無断でカメラにアクセスするバグがあるようだと投稿していました。
Found a @facebook #security & #privacy issue. When the app is open it actively uses the camera. I found a bug in the app that lets you see the camera open behind your feed. Note that I had the camera pointed at the carpet. pic.twitter.com/B8b9oE1nbl
— Joshua Maddux (@JoshuaMaddux) November 10, 2019
クリス・オルソン氏は、Facebookの共同創業者兼会長兼CEO、マーク・ザッカーバーグ氏の背後に映るラップトップは、「カメラとマイクがテープでカバーされている」とのコメントを、写真と共に投稿しています。
3 things about this photo of Zuck:
Camera covered with tape
Mic jack covered with tape
Email client is Thunderbird pic.twitter.com/vdQlF7RjQt— Chris Olson (@topherolson) June 21, 2016
Source:Joshua Maddux/Twitter, Chris Olson/Twitter via iDownloadBlog
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-298026/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania