Facebookは、フェイクニュースやデマの拡散を食い止めるための方策を講じていますが、3カ月以上前に公開されたニュース記事を投稿しようとすると警告が表示される新機能のテストが行われていることが明らかになりました。
古い記事の共有はデマにつながりやすい
Facebookでは、シェアされたリンクの背景情報を表示するボタンがすでに提供されていますが、現在テスト中の新機能は、「この記事は公開されてから3カ月以上が経過しています」と警告を表示する、より積極的なものとなっています。
Facebookでフィードとストーリー担当バイスプレジテントを務めるジョン・ヘゲマン氏は、あたかも最近公開されたかのように古い記事がシェアされるのは、デマの元になるとコメントしています。
ここ数カ月にわたる内部調査の結果、人々が何を読み、信頼し、シェアするのかを決めるとき、記事の適時性が重要な背景要素となっていることがわかった。ニュースメディアは、古い記事があたかも今起こっているかのことのように共有されることに対して特に危惧を感じている。メディアの中には、古い情報が共有されるのを防ぐため、レーベリングを行っているところもある。
Facebookの旧記事シェアへの警告機能は、現在のところ一部のユーザーのみ利用可能となっているようですが、近日中に全ユーザーに適用される見通しです。
Source:Facebook via 9to5Mac
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-298402/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania