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電動化の波はバイクにも!急増中の個性派電動バイク5選

この1年で急激に存在感を高めいている電動バイク。そもそも二輪車はクルマと異なり免許区分が排気量によって細かく分かれていますが、ではエンジンではない電動バイクはどうなっているのでしょうか。

電動バイクの場合、モーターの定格出力によって区分されます。道路交通法では、定格出力0.6kWまでを原動機付自転車、0.6kW超1kW以下を小型自動二輪車、1kW超20kW以下を普通自動二輪車、20kW超を大型自動二輪車と決められています。なので、運転に必要な免許もこれに合わせたものになります。ちなみに電気自動車である日産リーフのモーターは85kWです。

現在、続々と新たな電動バイクが登場してきています。普及に伴い、法整備も細かく規定されていくことになるだろうと見られますが、現状の電動バイクは、いわゆる原付区分にあたるモノが中心です。

走行可能距離やパワーなどを見ると、まだまだ遠出ができるまではいきませんが、ランニングコストなどを見ると近所だけであれば十分事足りるのも事実です。そんな最新の電動バイクを5モデルご紹介しましょう。
 

1. 最高速25km/hの電動キックボード

ハンドルを倒して持ち運べるなど見た目はキックボードそのものですが、モーター付きでウインカーやヘッドライト、ブレーキランプ、反射板、バックミラーなど保安部品をきちんと備えた原付区分の電動スクーターである「X-SCOOTER LOM(クロススクーターロム)」。デザインから設計、最終組立を和歌山で行う国産バイクということからも、法規まわり含めて安心です。乗り出しに必要な書類をまとめたスタートアップキットが付いているので、ナンバー取得や自賠責保険加入の手続きもスムーズに進められます。

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2. 畳むと超コンパクト!

超小径タイヤということもあり、運転する姿はちょっとかわいらしい感じになりますが、中身はしっかり電動バイクなのが「smacircle(スマサークル) S1」。なんといっても、わずか8.6kgという自転車並の軽さということと小さく畳めることが最大のポイントです。最高速は19.9km/h、最大走行距離は20kmとサイズを考えると申し分なし。現在、ナンバーを取得して日本の公道でも走行できるよう設計変更と車体改造中だとか。ここまでコンパクトに運べるなら、軽自動車のトランクに積んでおいて、必要な時に組み立てて乗るなんてこともできそうですね。

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3. 電気自動車と同じように充電可能

宅配用として街でよく見掛ける原付バイクの電動版のような「AA-Cargo」。後部に荷台があり、大きなボックスを積載可能です。現在、定格出力0.6kWの「α4」と1.0kWの「β4」の2モデルをラインナップしており、「α4」なら原付区分になるので、普通自動車免許でも運転可。フル充電で走行距離80kmは商用利用として見ると物足りない部分ではありますが、電気自動車と同じ国際規格のソケットを装備しており、出先で充電しやすいというのは利点です。今後、バッテリー増強や交換式などができるようになれば、ランニングコストの面からも小口配送などで普及するかもしれませんね。

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4. 電動スーパースポーツバイク

一見すると通常のオートバイにしか見えないアメリカ・ZERO MOTORCYCLESの「SR / F(エスアールエフ)」。最大出力は馬力換算で110ps、最高速200km/h、最大走行距離259kmと、立派なスーパースポーツバイクです。もちろん大型自動二輪車区分になるので、免許も大型自動二輪免許(AT限定も可)が必要になります。価格もスーパーではありますが、エンジン車とは異なる加速など、電動ならではの楽しさはぜひ一度体験してみたいですね。

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5. 普通免許で運転できる!

3輪バイクは法律上の区分が少々複雑で、場合によっては自動二輪車(特定二輪車)扱いになり、免許も自動二輪免許が必要になることもありますが、この「BLAZE EV TRIKE」は普通自動車免許で運転可。また二輪車扱いではないので乗車時にヘルメット着用の必要がありません(安全面を考慮してできるだけヘルメットは着けましょう!)。電動&トライクと、法規制が複雑な車両同士の合体ということでいろいろとややこしい部分はありますが、普通免許で運転できて、かつ3輪なので倒れないというのは、運転のハードルは低いとも言えます。最大走行距離30kmは短すぎると感じますが、バッテリーは取り外し可能で、自宅のコンセントでも充電できます。電動アシスト自転車に近い感覚かもしれませんね。

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文/&GP

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