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SpaceXのStarlink衛星打ち上げは延期、画像撮影とデータ分析を行うBlackSky衛星のライドシェアを予定

アップデート:SpaceX(スペースX)は米国時間6月25日、実施予定だったのStarlinkミッションを中止した。次回の日程は不明だが、おそらく同社が次に計画している6月30日のGPS衛星の打ち上げの後なる確率が高い。

SpaceXは米国時間6月25日木曜日の米国東部夏時間午後4時18分(日本時間6月26日午前5時18分)、追加のStarlinkミッション(1カ月間で4回目)を打ち上げる。今回のミッションではStarlink衛星57機を搭載し、衛星ブロードバンドインターネットサービスのローンチに向けて、宇宙空間にある既存のコンステレーション(衛星群)に加わることになる。

打ち上げられるFalcon 9ロケットには2基のBlackSkyの衛星も搭載されており、これは地球の画像撮影およびデータ分析サービスに使用される。これはSpaceXが昨年導入したプログラムに基づいて導入された、小規模な事業者が共有ペイロードの一部としてミッションを予約し、約100万ドル(1億1000万円)から始まる打ち上げサービスへのアクセスを可能にする、同社のもう1つのライドシェアミッションだ。SpaceXは今月初めに、顧客のPlanetのための3機つの衛星に加えて、同社のStarlink衛星の58機を含むペイロードを搭載し、このライドシェアミッションの第1回目を打ち上げた。

ミッションで使用されるFalcon 9はこれまでに4回飛行しており、その中にはCrew Dragonの初の無人デモミッションも含まれる。SpaceXはStarlinkのコンステレーションを急速に成長させ続けており、ブースターの再利用と相乗りを組み合わせることで、打ち上げコストを大幅に削減できるだろう。

今回の打ち上げではすべてのStarlink衛星に、同社が開発した展開式のサンバイザーシステムが搭載される。

打ち上げでは第1段ブースターの着陸も実施される。これはSpaceXがわずか3週間で行った4回目の打ち上げであり、これには5月30日に実施された歴史的な乗務員によるCrew Dragonのデモミッションが含まれる。また、10回目のStarlinkの打ち上げでもある。さらに同社は、別の打ち上げミッションとしてケープカナベラル空軍基地からのGPS衛星ミッションを6月30日に予定している。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

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