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画像認識AIを活用して不良品を排除!都築電気が手がける新システムとは

都築電気株式会社(以下、「都築電気」)は、「画像認識AIを活用した不良品排除システム」(以下、「不良品排除システム」)の試験導入を開始した。

導入の対象は、熊本県にてミネラルウォーターの製造を行う株式会社貫水(以下、「貫水」)となっている。

生産品質の向上と業務効率化に貢献

今回の不良品排除システムは、画像認識AIによる不良品検出技術と、検出された不良品の自動排除装置を組み合わせたもの。

同システムでは、製造ラインにバックライト・カメラ・レーザーセンサーを設置する。その後、カメラで撮影した製品の画像をPC端末に送信。AIを活用した画像解析を端末内で行い、排除装置によって製造ラインから不良品を取り除く。

これらのプロセスを通して、貫水における生産品質の向上と業務効率化に貢献する。

今後の展開にも期待

熊本県の企業である貫水は、わずか6名の従業員で、1日に約6万本のミネラルウォーターの製造・販売を行っている。2016年の熊本地震による被災を乗り越えた同社は、需要増加に対応するための生産性向上を目標としていた。また、大手企業に負けないような生産管理体制の構築も視野に入れていたという。

そこで、AIシステム構築に関する知見を持つ都築電気が貫水に協力。先の不良品排除システムの試験導入に至っている。今回の知見やノウハウは、多くの企業に対する支援に活用されるとのことで、今後の展開にも期待したい。

PR TIMES

(文・早川あさひ)

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