今、厚底のスニーカーがファッション的な理由だけでなく、性能面で大きな注目を集めています。陸上の長距離競技において、ナイキの厚底シューズを使用した選手が好記録を連発し、世界陸連が使用禁止を検討するなど、大きな話題となりました。結果的に制限は一部にとどまりましたが、“厚底” の性能の良さを証明する形となりました。
こうした中、フットウェアブランドのgrounds(グラウンズ)が新作となる厚底スニーカー「VORTEX(ボーテックス)」(2万6400円)を発表。ポップアップストアとオンラインストアにて数量限定で先行予約を開始しています。
「VORTEX」は、月を半分にカットしたような丸みのあるクリアソールが特徴の新シリーズです。一見、シンプルに見えるソールですが、地面とアウトソールの接点を極限まで減らしており、地面との接地面が見えないデザインとなっています。
さらに、ソールの材料を可能な限り柔らかくすることで、見た目だけでなく、感覚的にも浮いているような錯覚をおこすようデザインされており、今までにない新しい履き心地を実現。
カラバリはBLACK CANVASとCREAM CANVASの2種類。2020年8月下旬の発送を予定しています。
「VORTEX」を開発したgroundsは、“LEAP GRAVITY”を掲げており、「人間と重力(地球)の関係に変化をもたらすこと」「人間と重力(地球)の接点であるアウトソールと地面を中心とした人間像作り」をコンセプトとしています。そのため、ソールの形状が特徴的で、過去には、2019s/sパリコレクションにも参加しており、現在5カ国、22店舗で展開しています。
今回の「VORTEX」の先行予約販売のほか、「JEWELRY(ジュエリー)」の新色「JEWELRY X3 BLUE(ジュエリー トリプルブルー)」(3万800円)も登場。シンプルなニットアッパーと相反するように強調されたアウトソールのスニーカーで、特徴的なデザインがすれ違う人々の視線を集めます。
足元が目立ちまくる個性的な厚底スニーカーで、新しい履き心地の境地を試してみませんか。
>> grounds
文/&GP
- Original:https://www.goodspress.jp/news/306902/
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