テレワークが広がる中、チーム内のコミュニケーションは課題として指摘されている。
チームにポジティブな雰囲気をもたらし、また離職率を下げるため、ピアレビューやピアボーナスの手法が有効とされる。新しく開発されたプラットフォームOldRoboでは、従業員同士の相互評価にゲームの要素を組み込み、コミュニケーションを促進している。
ゲーム化された相互評価プラットフォーム
多くの経営者・管理職は、チームのモチベーションを上げ、生産性を向上させたいと思っているものの、それを実現するのは簡単ではない。
多数の企業に共通する課題として、従業員が抱えるストレス、従業員のニーズに対する不理解、監督者とのコミュニケーション不足、チームとしての一体感の欠如、管理者の評価スキル不足といった問題が挙げられる。
モチベーションの低いチームは離職率が高くなり、採用や新人研修のコストとして企業を圧迫してしまうのだ。
OldRoboは従業員同士が評価しあうピアレビュー、並びに、従業員同士が感謝のギフトを贈り合うピアボーナスの仕組みを活用し、上記の課題解決に取り組んできた。
特に、ゲーミフィケーションの要素を取り入れているのが特徴で、親しみ有る画面の操作を進めることで、従業員同士のコミュニケーションが促進される。
テレワークでもチームの一体感を醸成
OldRoboのビジネスモデルは、ユーザーの人数あたりのサブスクリプション型になっている。10人以下のユーザーであれば、無料で基本機能が体験できるのも利点だ。
ピアレビュー、ピアボーナスの仕組みの他にも、アンケート調査や活動の分析といった機能も提供されている。
テレワークが広がり、従業員同士がコミュニケーションをとり、管理職がメンバーの働きぶりを評価するのは、益々難しくなってきた。
メンバー間が積極的に互いを支援し合うようになり、それが評価となって可視化されれば、従業員のモチベーション向上につながるだろう。
- Original:https://techable.jp/archives/129673
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:佐藤隆之