Facebook Reality Labs（FRL）は、軽くて薄い新タイプのVRヘッドセットに関する論文を公開しました。VRヘッドセットはサングラスのようなデザインとなっています。
デバイス巨大化のもとになっていたレンズを取り払うアイデア
Facebookの軽量・薄型のVRヘッドセットの試作品のディスプレイには、現行の消費者向けVR製品の視野角を維持したまま、薄さが9ミリ以下となるよう、薄型の光学用フィルムが用いられています。
光源としてレーザー照射が使用されていますが、これを人間の視覚に合うよう解像度を上げていくことは可能とされています。
Very cool work by Facebook Reality Labs on holographic optics for virtual reality: https://t.co/wuuGQBZLzi pic.twitter.com/fTICb7jGuM
— Paul Linton (@LintonVision) June 29, 2020
通常のVRヘッドセットは、映像を目に投影するためのレンズが必要で、一定の焦点距離を得るためサイズが大きくなる傾向にありました。
Facebook Reality Labsが今回発表したのは、ホログラフィック光学と、偏光による折りたたみを組み合わせ、デバイス巨大化のもととなっていたレンズを取り払うアイデアです。
概念実証段階のデバイスでは、映像はすべて緑ですが、より広い色空間での表現に向けて研究が進められているとのことです。
ファッションブランドのサングラスを彷彿させる？
Facebookのサングラス型VRヘッドセットは、奇抜なアイウェアで知られるファッションブランドGIVENCHYのサングラスを彷彿させるとの意見もあります。
Facebookのサングラス型VRはジバンシーとコラボして欲しい#キモズム pic.twitter.com/fas9aIAhpU
— GOROman (@GOROman) June 30, 2020
Source:Facebook via SlashGear
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania