ジョン・プロッサー氏は、WWDC 20で発表されるiOS13の後継OSの名称は、「iPhoneOS」になると予想していました。しかし、発表されたOSの名称はiOS14だったため、プロッサー氏の予想は外れたことになります。その理由についてMacworldの記者、デビット・プライス氏は、「プロッサー氏はニセの情報を掴まされたのだ」と記しています。
「iPhone OS」とツイート
ジョン・プロッサー氏は現地時間2020年6月19日に、「iPhone OS」との短いツイートを投稿し、iOSの名称がiPhoneOSに変更される可能性を示唆していました。
iPhone OS.
— Jon Prosser (@jon_prosser) June 18, 2020
しかし、WWDC 20で発表されたiOS13の後継OSの名称は、プロッサー氏の予想したiPhoneOS14ではなく、iOS14でした。
Appleが誤った情報をわざとリークさせた?
プライス氏は、Appleはプロッサー氏へのリーク元らしき人物を推測し、その人物にあえて間違った情報を流してプロッサー氏の反応を確認することで、リーク元の特定に成功した可能性があると予想しています。
それらしいことを示唆する情報としてプライス氏は、プロッサー氏が自身のTwitterのBio欄に「Tim found my software source(ティムは私の、ソフトウェアソースを見つけました)」と表記していたことを指摘しています。プロッサー氏のBio欄には現在、このメッセージは表示されていません。
プライス氏は、iPhoneOSになるという予想が間違いだったとしても、プロッサー氏の、複数ソースからのリーク情報は傾聴に値するものだとし、同氏のリーカーとしての評価は、iPhone12の予想が的中するかどうかが重要になるだろうと記しています。
Source:Macworld, Jon Prosser/Twitter
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-299173/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania