monoAI technology株式会社(以下、「monoAI」)は、マルチデバイス対応の仮想空間構築プラットフォーム「monoAI xR CLOUD」(以下、「xR CLOUD」)の提供を開始した。
国内最大規模の同時接続を実現
同プラットフォームでは、monoAIがゲーム業界向けのエンジン開発で培った技術を活用。これにより、数万人~10万人規模の同時接続を可能とした。また、VRデバイスだけでなく、スマートフォンやタブレットなどにも対応しているため、より多くのユーザーに対して仮想空間を展開できる。
さらに、世界中の開発者が利用するゲームエンジン「Unity」向けにSDK(ソフトウェア開発キット)の提供を行い、「xR CLOUD」に必要なコンテンツやアバターの制作を容易にする。
ドコモなど、先行導入の事例も
今回の提供開始に先行する形で、複数のサービスが「xR CLOUD」をすでに導入している。
まず、株式会社NTTドコモとmonoAIが共同開発したグローバルバーチャルライブ検証システム「MATRIX STREAM」において、「xR CLOUD」が基盤として採用された。また、パルス株式会社が提供するライブ特化型仮想空間SNS「INSPIX WORLD」でも、同プラットフォームが採用されている。
今後は大手企業やSIer、あるいはネットサービス提供者への展開を予定し、パートナーの拡充とソリューション体制の強化を図っていくとのことだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/130128
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
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