インド政府は、安全保障の脅威になっているとして、59個の中国製アプリを使用禁止としましたが、AppleとGoogleは対象となっているアプリを一時的にブロックしたことがわかりました。
自主的にアクセス不可とする中国企業も
Googleの広報担当者は、「一時的に指定されたアプリへのアクセスを遮断した」と述べています。Appleからコメントは得られていませんが、同社も同様の措置を取った、とTechCrunchが伝えています。
インドでも人気を誇っている動画共有アプリTikTokを運営するByteDanceなどの企業は、自主的にアプリをアクセス不可にしたとも報じられています。
6月初めの武力衝突が背後に?
インド政府の中国製アプリの使用禁止は、インドの主権、統一性、安全保障、公の秩序を脅かすような行為を行っていると判断されたのが理由とのことですが、背景には6月初旬にインドと中国の国境で起こった武力衝突があるとみられています。
20人を超えるインド兵の殺害を受け、インドでは反中国の感情が高まっており、インドのTwitterでは「中国ボイコット」がトレンド入りしています。
Source:TechCrunch [1], [2] via AppleInsider
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania