アウトドアブランド・JanSport(ジャンスポーツ)のリュックを学生時代から使っていたという人も多いのでは。1980年代に誕生した元祖キャンパスバッグ「SuperBreak(スーパーブレイク)」は当時、ワシントン大学の学生たちが教科書を雨から守るためにJanSportの「ハイキング用バッグ」を通学用に使い始めたことがヒントとなって生まれた製品。
学生たちのためにキャンパス用のデイパックとして「SuperBreak」が開発されたという逸話は有名です。現在でも世界中で愛され続けていますが、なんとブランド初となる100%リサイクルファブリックを採用したサスティナブル仕様が新たに登場しました。
「Recycled SuperBreak」(1万780円)は、20本のペットボトルから誕生したバックパック。生地には、ペットボトル20本に相当するリサイクルポリエステル(コーデュラ エコファブリック)を使用。ウェビングやコード、ラベルなどの細かいパーツにまで、すべてリサイクル素材を使用し、製品に取り付ける下げ札には、ベジタブルオイルインキで印刷した100%リサイクル紙を使用するほどの徹底ぶり。
また、製造工程においては太陽光発電システムからの再生可能エネルギーを活用するなど、廃棄率を最小限に抑え、環境負荷の削減に取り組むサステナビリティを具現化しています。
とはいえ、リサイクル素材の使用で気になるのが製品の耐久性。しかしJanSportでは、十分な耐久性を保てるよう、細心の注意を払って素材を選択しているとのこと。もちろん「Recycled SuperBreak」においても、ブランド独自の永久保証制度を適用。製品に不具合が生じた場合は、無償で修理・交換に対応してもらえるので、安心して使えます。
特徴は、リサイクル素材の使用だけではありません。フロントポケットを裏返して本体を畳み入れると、持ち運び便利なポーチサイズになる “パッカブル” 仕様になります。アウトドアはもちろん、通勤・通学、買い物、旅行など、日常のさまざまなシーンで幅広く使えそうです。
気になるサイズは、W33×H42×D21cm、重さはわずか450gで26リットルの大容量。カラーは、オン・オフ問わず使いやすいブラック、ニューオリーブ、オイスターの3色展開です。
レジ袋の有料化で注目されるプラごみの削減や海洋汚染問題。バッグの素材選びからこうした社会問題について考えてみるのも、素敵な取り組みではないでしょうか。
>> JanSport「Recycled SuperBreak」
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/308041/
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